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中尊寺金色堂特別展と樹齢三百年の松

2024-01-27 22:00:55 | Weblog

1月27日(土)晴れ【中尊寺金色堂特別展と樹齢三百年の松】

25日と26日、韓国の友人が泊まりに来てくれまして、東京見物をしました。韓国の尼僧の親友ですが、この方は、韓国尼僧団の団長を4年勤めましたので、就任式に中宮寺のご住職と私がお祝いに行かせてもらいましたのですが、その退任の報告とお礼を兼ねて来てくれたのです。

お陰様で、浅草の観音様にもお参りに行くことができました。浜離宮や上野の博物館にも行くことができました。

浜離宮で、三百年の松を見ることができ、感動しました。この写真に見えるように、この枝全て一つの幹から伸びているのです。

それから上野の東京国立博物館に行きました。中尊寺金色堂特別展をしていました。模型は写真に撮ることが許可されていました。

金色堂は中尊寺創建当初の姿を今に伝える建造物で1124年(天治元年)、奥州藤原氏初代清衡公によって上棟されました。

須弥壇の中心の阿弥陀如来と、両脇の観音、勢至菩薩、六体の地蔵菩薩、持国天、増長天のすべてを拝むことができました。

藤原清衡公は、東北地方の二度にわたる大きな戦い(前九年の役、後三年の役)で家族をなくし、戦いで亡くなってしまった全ての人々、そして故なくして死んでしまったすべての生き物の御魂を極楽浄土に導き、この地方に平和をもたらすべく中尊寺の堂塔を建立したのです。(清衡公のことを思いますと、聖徳太子様につながる気がします。私の思いですが。)

岩手県までなかなか足を延ばせませんので、このような機会があり、有難く思いました。日本人の私よりも韓国の友人の方が、浜離宮についてもよくご存じでした。



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