いじめられても自殺しないで

１１月３日（金）晴れ【いじめられても自殺しないで】

このところいじめによる自殺が相次いでいる。北海道滝川で、九州の福岡で、岐阜の瑞浪で。いじめられる者にとっては、本当に辛くてたまらないことであろう。それは痛いほどよく分かるし、同情の気持ちで一杯である。

しかし自殺をすることはよくない。自分が死ぬことによって両親や兄弟や周りの多くの人にどれほどの悲しみを与えるか、考えて欲しい。そして自分で自分の命を殺すことは、宇宙から任された宇宙の生命を殺すことことなのだと分かって欲しい。

いじめられても自殺しないように、周りの大人も導かなくてはならないと思う。いじめた人やいじめたことを、自殺したお子さんの親ごさんは責めているが、責める気持ちも分かるが、自殺させないように親たちも自分のこどもを導かなくてはならないのではなかろうか。このようなことをいうと猛反発を受けるかもしれない。

しかしいじめた人間たちだけをなんとかしようということでは、大切な子供たちの自殺を防ぎきれないと考える。命を殺すことは決してしてはならないことなのだと、子供たちに伝えなくてはならないだろう。

今日は法事の席に可愛い少女や少年がいたので、一緒に命のことを話したり、いじめられても自殺をしてはならないことを話したりした。

今のテレビや他の報道を見ても、いじめばかりを問題にしているが、自殺をしてはならないことをもっと強く伝えるべきではないだろうか。