風月庵だより

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佐呂間町への寄付

2006-11-16 23:54:55 | Weblog
11月16日(木)晴れ【佐呂間町への寄付】

昨日は津波情報が北海道に出されたが、惨事にならないで幸いであった。佐呂間町の竜巻による災害も起きたばかりであるが、自然の威力の前には人間の力は全く及ばないことをまた痛感させられた。。一瞬にして9人もの方が亡くなられてしまい、20名以上の方が怪我をした。一瞬にして飛ばされた家もある。そんな状態であるのに、さらに今日は佐呂間町方面は雪だという。家を壊された方々はどうしていられるのだろうか。

自然災害はこの地球上で、年中起きているといっても過言ではないほど起き続けている。これは異常な状態ではない。災害が起きるのが自然であり、日常茶飯事といわないまでも、かなり頻繁に起きている状態である。このごろは地球が温暖化でさらに増加していると言えるだろう。地球は生きているのだから、いろいろな現象を起こすのは地球としては自然なこととさえいえる。地球は一個の生命体、生物であるのだから。

その上に乗って人間も生活しているのであるから、地震や竜巻や火山の爆発や台風の被害を蒙ってしまうのだが、或る程度それを予測して生きるしかないのが、この地球の上に暮らす人間の宿命とさえいえよう。そしてそれは何時でも、誰にでも起こりうることを覚悟しなくてはならないだろう。

この地球上に住む人間同士、助け合うのは当然のことである。こういうときには日本中の人口のせめて半分の人でも、寄付しあうという制度を作ってはいかがであろう。5000万人が100円ずつでも寄付しあえば500000万円(50億円)が集まる。1000円ずつ出せば、500億円が集まる。1000円ぐらいならば5000万人の人は出せるのではなかろうか。

これは善意などというのではなく、この地球上の一隅の日本に、生きあう人間として当然のことであると思う。自分の生活を犧牲にしてまでの寄付ではなく、誰にでも気楽にできる助け合い運動として、私は提言したい。

しかし郵便局で寄付をするのに、備え付けの或る一冊の綴りを見ないと、どこに寄付をするか、すぐにはわからないのである。寄付慣れをしていればわかるが、普通は郵便局で気楽に日本赤十字社やその地方の町役場や市役所に寄付を送れることを知っている人は少ないかもしれない。郵便局の窓口はもっと分かりやすく表示することはできないものだろうか。またもう少し誰でも寄付したくなるようにおすすめの表示はできないものだろうか。切にそうしてもらいたいと願いたい。


佐呂間町への寄付は日本赤十字社の北海道支部と佐呂間町に郵便振替で寄付ができます。郵便局の窓口でお尋ね下さい。

佐呂間町の竜巻の被害に遭ってしまった方々の家の復興が一日も早いことを願って。

マスコミは惨事を報道するだけ、被害が大きいほうが報道の価値があるかのように報道合戦をしているが、どうして寄付を募らないのであろうか。当然のこととして寄付を募ってはどうなのだろう。善意などと考えるから大袈裟のように思うかもしれないが、当たり前のこと、当然のことではなかろうか。

*政府公認の機関(例えば日本赤十字社、難民を助ける会など)からの領収書があれば、寄附は確定申告で控除の対象になります。ご存じとは思いますが。

*この前のログで〈乖離〉のルビが間違っていました。〈かいり〉です。ルビは必要ないかも知れませんのに、かえって間違って済みません。