札幌の地下街「ポールタウン」からちょっと横道に入ったところに、こんなアミューズメント施設がある。
と言っても、別にここを紹介したいのではない。
ここは、今でこそこのような施設が入っているが、十数年前までは、この先に大きな書店があり、移転した時点では既に札幌を離れていて、年に数回しかここに来なくなっている私にとっては、未だに、この先に書店が存在しないということが気持ち的に受け止められないでいる。
かつてここにあったのは、東京に本社がある「旭屋書店」という書店で、私が札幌に引っ越した１９８４年当時は、恐らく市内で一番の規模を誇っていたと思われる。
私の趣味で言うと、ポールタウンに直結している地下２階には、エンタメ系やサブカル系の書籍が多く置かれていて、例えば朝日ソノラマの「ファンタスティックコレクション」とか、中学生になってからは、「アメリカ横断ウルトラクイズ」や「高校生クイズ」の本も多く買った記憶がある。
特にウルトラクイズは、夢中になり出した当時、既に第１回から第１０回までが書籍化されていて、買うと言っても、所詮中学生の小遣いでは月に１冊が限度で、初めて買った時は、第何回を買うか、書店の中で随分悩んだ記憶がある。（結局最初に買ったのは、１９７８年の第２回の本）
他に、ここで紹介したことがある本で言うと、この本もここで買ったんだったなあ・・・。
そんなこともあり、年に数回しか通らないとはいえ、今でも通る度に、この先に書店があるような気がして、懐かしいと言うか何と言うかという複雑な気持ちになってしまうのです。
因みに、ここの入口には、こんな小さな店舗があります。
北海道にあるテレビ朝日系の局、「HTB（北海道放送）」のオフィシャルショップ。
待ち合わせスポットとしても知られているようで、私も何度か利用したことがありますが、HTBは、本社ビルが札幌の郊外にあり、指定する側が「HTB前で待ち合わせ」としか言わなかったがために、指定された側が、ここではなく本社の方に行ってしまったという、笑うに笑えないエピソードもあるそうなので、待ち合わせ場所として指定する際は「ポールタウンのHTB前」とするよう、ご注意ください。
具体的な場所は、こちらでご確認ください。
