北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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特命係in小樽 その1

2010-02-16 20:01:09 | ロケ地巡り
「相棒」Season2第16話「白い罠」

6年前に敢行された北海道ロケ編。
昨年は札幌ロケ編をアップしましたが、今回は、小樽ロケ編を、数回に分けて紹介していきます。


(あらすじ)

歌舞伎町で、援助交際をしようとしていた少女・本宮沙雪(演:前田愛)を拘束した亀山薫は、彼女が、売春及び売春あっせんの容疑で札幌地検に起訴されていたことを知り、彼女を護送すべく、札幌へとやってきた。
彼女を地元の刑事に預けた薫は、本来の任務ではないにも関わらず、彼女の容疑について、捜査を開始。その過程で、突然何者かに襲われ、行方不明となってしまうも、一報を聞いて駆けつけた杉下右京と、以前ある事件で知り合い、現在は札幌でタクシー運転手をしている青年、若杉栄一(演:マギー)の協力で救出される。
沙雪の母親・みどり(演:一柳みる)と接触した右京と薫は、みどりの夫、つまり沙雪の父親が、10年前に、小樽で殺人事件を起こして死刑判決を受け、2年前に、その死刑が執行されていたという話を聞く。
右京と薫は、札幌で売春組織の元締めをしていた男・加茂内(演:日比野玲)の行方を追うが、やがて、加茂内は遺体となって発見され、さらに、この10年間、沙雪を何度となく補導し、気にかけ続けていた、道南署の美濃部刑事(演:河原さぶ)も、同様に遺体となって発見された。
二つの殺人は、美濃部の相棒で、加茂内と裏で通じていた、北川刑事(演:浜田学)の犯行であったが、右京と薫が北川を追い詰めた際、現場に、一人の中年男性が血を流して倒れていた。
北川を拘束し、その口から一連の真相を聞いた右京達は、倒れていた男が収容された病院へ向かった。その男、工藤伊佐夫(演:小野武彦)は、右京達が加茂内の自宅マンションを訪れた際、入れ替わりに現場から立ち去っていた男であったが、右京達が病室を訪ねると、工藤の姿はそこにはなく、右京達は、病室に落ちてあったマッチを頼りに、工藤が小樽へ向かったものを考え、後を追った。


というわけで、小樽へとやってきた特命係の二人。
まず最初に訪れたのは、ここ。








小樽を代表する観光名所、「小樽運河」。
大正12年(1923年)の完成で、竣工当初は、主に貨物の荷揚げに使われていた。
1960年代に入り、運河を埋め立てて、道路として整備する方針が小樽市から打ち出されたのに対し、運河の保存運動が全国規模で高まり、双方の意見が折り合わないまま、昭和58年(1983年)に埋め立て工事に着手。その後、散策路やガス灯が整備され、大きく様変わりした運河周辺は、小樽の一大観光スポットに成長し、1996年には都市景観100選を受賞している。








劇中で右京さんと薫ちゃんが歩いているのが、この「竜宮橋」。
正体の見えない工藤について、何者だろうかと考えをめぐらせながら歩くシーンが描かれている。





そのシーンで、右京さんたちの後ろに見えるのは、この「ホテルノルド」。
私は泊まったことはないけれど、イタリア語で「北」を意味するヨーロッパ調のホテルで、道内外からの観光客に人気のホテルとなっている。





もう一つ、右京さん達の後ろに見える建物が、この「内山鉄工所」。





劇中のシーンでは名前は確認できないが、この白地に黒の表示板は、よく観ると確認できる。

今回は、ちょっと前置きが長くなったので、とりあえずここで締め。
次回以降、残り4箇所についてアップ予定でいます。


※ 文中敬称略
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