北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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釧路の縄文遺跡

2018-11-12 21:33:59 | 釧路&釧根地方
文科相「縄文遺跡群は次の有力候補」 世界遺産登録に意欲(北海道新聞)


ウーン、なかなかハードルが高いようですね。
次回こそは登録という嬉しいニュースが聞けるよう、応援したいです。
見事登録を果たした暁に、南茅部地区(だけじゃないけど)の遺跡群をまた見に行きたいです。

ところで、道南の縄文遺跡群よりは知名度も低いのかもしれないけど、釧路にも、規模や見どころの点では決して引けを取らない場所があるのです。
冬期間になると来春まで見ることができないそうなので、今のうちにと思って行ってきました。





行ってきたのは、釧路市の郊外、鶴居村との境界近くにある、国の史跡にも指定されている「北斗遺跡」。
縄文時代早期(約八千~七千年前)から擦文時代(約一千年前)の住居跡や墓跡が発掘され、更に古くは、旧石器時代(約一万五千年前)の石核も発見された場所です。

(場所はこちら。)




駐車場に車を止め、竪穴住居跡などが見られる場所までは徒歩です。








こういうのを見ると、やっぱり怖くなりますね。








しばらく(十分程)歩くと、竪穴住居跡が目に入ってきました。
遺跡内部には、表面から観察できる竪穴住居跡が9地点に分かれて点在しており、その数は300個を超えるとされているそうですが、実際にはその数倍とも言われているそうです。





展望台へ通じる階段があったので、上ってみました。





展望台から見られる竪穴住居跡。
方形の窪みのものは擦文時代、円形の窪みのものは、縄文時代前期(約六千~五千年前)、中期(約五千~四千年前)のものとされています。








構内では、竪穴住居跡だけでなく、復元された当時の住居も見ることができます。
この復元住居については、また次の記事で。
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