函館市電の車内にて。
四つ並んでいる停留所名のうち、一番上が行き先、下から順に三つまでは、その時点での直近の停留所(一番下が次の停留所、二番目がその次で、三番目がそのまた次)ということなんだけど、気になるのは、その前にあるアルファベットと数字。
「D」と「Y」って一体・・・?
こちらを御覧ください。(画像はお借りしてきました)
函館市電には、起終点となる停留所が3つありまして、「湯の川」から出発する場合、「函館どつく前」行きと「谷地頭(やちがしら)」行きの二つの便があるのだけど、このうち、「函館どつく前」行きの便だけが停車する青色の区間の停留所には、「どつく」の頭文字である「D」が、「谷地頭」行きの便だけが停車する赤色の区間の停留所には「谷地頭」の頭文字である「Y」が記号としてついているのです。
そして、両路線がどちらも停車する残りの停留所は、「D」と「Y」両方が、記号として付いているということなのです。
もう一つ、数字の方は、湯の川を「01」として、そこから連続する番号になっています。
二つの路線が重複する「十字街」の後は、「函館どつく前」行きが21番から23番、「谷地頭」行きが24番から26番ということです。
これは以前函館に住んでいたとき(2017年頃かな?)に職場の同僚から聞かれたことがあったのだけど、先日市電に乗ったときにそのことを思い出したので、こちらでも紹介しようと思って写真を撮りました。
まだ聞かれてはいないけれど、きっとそのうち、ガイドのお客様からも聞かれることがありそうな気がしています。