先日、このブログ「自在コラム」で紹介した金沢大学創立五十周年記念館「角間の里」に設置した「炭ストーブ」。 かなり反響が大きく、ついにきょう(1月16日)、NHK金沢放送局が「角間の里」から生中継を行うことになった。リポーターはNHKの酒井菜穂子さん、角間の里山自然学校からは研究員と、キャンパスでの炭焼きを目指す学生サークル 「CLUB炭焼き」の代表が出演する。NHK金沢放送局の夕方のワイド番組「デジタル百万石」 で午後6時30分ごろ放送だ。
それにしても、このNHKの中継車と記念館「角間の里」のアングルはなかなかのコラボレーションだ。「角間の里」は築300年の豪雪地帯・旧白峰村から譲り受けた再生古民家。そして、中継車は衛星回線で世界中に映像と音を伝送できる「SNG(Satellite News Gathering)車」と呼ばれるハイテク車である。ハイビジョンカメラの映像を、赤道上空3万6千㌔の通信衛星を介して、放送局に送る。写真では見えないが、車の中は映像と音をミキシングするオペレーションルームになっている。まさに、先端の放送と通信技術の塊(かたまり)だ。
古民家は、玄関の入り口でパラボラアンテナを広げるハイテク車に決してものおじしていない。むしろ「ハイテクよ、よく来た」と出迎えているかのように堂々としている。アナログとハイテクの絶妙なバランスが見えて面白いのである。
⇒16日(火)午後・金沢の天気 くもり
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます