8月12日金曜日。近鉄長野線を見物して、富田林から古市まで戻り、古市から急行で橿原神宮前へと移動。冷房の効いた車中は、早朝からの疲れを癒してくれました。気がつけば橿原神宮前に着いていたので、爆睡していたようです。橿原神宮前から橿原線で1駅移動して畝傍御陵前に到着。橿原線ミニ行脚の開始です。
畝傍山を望む畝傍御陵前駅は、橿原神宮前ほどではないものの、寺社風造りの駅舎で、なかなかの貫禄があります。
畝傍だけにJR桜井線の畝傍駅が近くにあるかと思いきや、結構離れていて、八木西口の方が断然近いです。
八木西口は、大和八木駅の構内扱いの駅で、以前は運賃表にも記載のない駅だったようです。確かに大和八木から歩いても知れた距離ですし、同一駅とするには無理があるものの、わざわざ大和八木での時間調整待ちを経てまで、八木西口へ行く必要もないのかなと思いますね。
八木西口と言えば大阪線への短絡線がありますが、残念ながら定期列車の設定はありません。最近、イベント列車の運転も聞きませんねぇ。
八木西口から件の畝傍駅まで歩きました。徒歩5分程で到着。いやぁ5分とは言え、うだるような暑さとはこのことを言うのかというのを実感する暑さでした。木造駅舎は一見フツーの駅舎ですが、中に入ると歴史ある造りで、昭和天皇の橿原神宮行幸に際して、建てられたとのこと。重厚な感じがするのは、そのためだったんですね。
畝傍からは、大和八木まで歩いて戻りました。トータル15分ほどしか歩いていないのに、もはやヘロヘロです。この後、所用のため、大阪難波へと向かいました。もう疲れて、熱中症寸前…大袈裟ですが…なので、大和八木からは、大阪難波まで久しぶりに乙特急を利用しました。先頭はスズメバチでしたが、私が乗ったのは22000系ACEでした。どうせなら更新車が来てくれたらいいのに…。乙特急は、席はありましたが、夏休みだけあって昼下がりにしてはなかなかの利用率でした。