EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

越美北線遠征

2009年09月06日 | 北陸

090905etsumi1202  昨日18きっぷ残り1枚の消化のため越美北線へと行ってきました。本当は姫新線へ行くつもりでしたが、大雨の影響で未だ不通区間があるため、そちらは後回しにして越美北線の乗り直しに福井へと出向きました。往復するだけの路線なので、それに加えて新疋田、南今庄で撮影するプランを組みました。新疋田で日本海を撮るいつものプランを立て、京都~米原間を新幹線で飛び、新疋田に7時30分頃めでたく到着。電車を降りると結構なファンが降り立ち、皆が上りホームへと向かいます。私も上りホームへと向かいましたが、途中道を逸れてコースアウト。短絡ルートを使って大カーブへと向かいました。以前にも上りホーム裏手の道を通って大カーブへと行きましたが、こちらから行くと10分以内に撮影地に着くのでまさに短絡ルートです。大カーブにはパラパラと撮影者がいてましたが、それほど大した数ではなく、余裕を持って場所選びができ、とりあえず線路そばではなく、少し離れたお立ち台から日本海を狙うことにしました。雷鳥・しらさぎ・サンダーと一通りの北陸特急を撮り、貨物も撮って、本番の日本海も無事に定時に通過し、新疋田を辞します。先の短絡ルートを使って駅まで戻り、ほぼジャストタイムで8時42分の普通福井行きに乗れました。従来国道へ出て大カーブへ向かうルートを使っていましたが、そのルートではおそらく間に合っていなかったと思います。521系2両編成でやってきた普通は混雑しており、席にありつけないまま南今庄へ。南今庄の上りホームはアホほどファンが集まっており、ネタでもあるのかと聞いてみるとみな雷鳥が目当てとのこと。10月から683系の運用が増えて、485系の運用が減少するようで、その前に撮っておこうという人が多いようです。18シーズンラストの週末ということもあるでしょう。結構電車移動の人が多かったです。ホームは人でいっぱいなのと何度も撮っているので、ここは回避して、とりあえず目当ての北陸トンネル坑口付近へ。雑誌でも有名な地点ですが、実際には立ち入り禁止の鎖があり、昔からなのか最近からなのかわかりませんが、基本立ち入り禁止区域のようです。とは言え、平気で入っている人がいるので、いっぺん試しにということで便乗して中に入り、485系雷鳥1本を撮ってそそくさと退散しました。思ったほどの画が得られなかったのと300mmを持って来なかったこともあり、思ったような画が撮れなかったので次なるスポットへと移動します。続いては駅の反対側の今庄方のトンネル付近へと向かいます。ここは6月に日本海を撮っており、その際には雷鳥も撮っていたので、どっちでもよかったのですが、とりあえずここでも1本撮って、さらにもう1本をホームでという算段でいました。トンネルまではうまくいったもののホームからの撮影は雷鳥の遅れにより、乗車予定していた普通の方が先に来てしまい、雷鳥を撮れず仕舞いのまま南今庄を辞すことになりました。メインは越美北線の乗り直しだったので仕方ないと諦め、雷鳥はまた今度…いつ来れるやら…ということで521系2連の普通に乗りこみいざ福井へ。先ほど乗った521系も混雑していましたが、今度のはさらに混んでおり、福井まで満杯の状態でした。

090905hokurikuef5109  さらに福井から乗り継いだ越美北線キハ120単行も非常に混み合っており、終点の九頭竜湖まで立ち客が出たままでした。越前大野での下車は多いものの、九頭竜湖へ向かう人も多く、その半分ぐらいは九頭竜湖でそのまま折り返す人が多く、18きっぱーの多さを思い知らされます。もっとも如何にも鉄っちゃんという人は案外少なく、一般人風の半鉄程度の人が非常に多かったように思います。このあたりは鉄道ブームの一端感じるところではありますが、それが果してローカル線の存続に一役買うのかどうかは微妙なところです。何しろ皆が18きっぷ利用ですから…。九頭竜湖での折り返しは昔はもっと時間があったように思いますが、今は案外短く、駅前に隣接している道の駅で焼き鯖寿司をGETしてとりあえず列車の中でゆっくり味わおうと列車(列にはなっていないが)に戻ると先に書いたように折り返し乗車の人で車内は埋まっており、何とかロングシートの一端を確保してそそくさと食事を済ませ、帰りはうつらうつらと朝からの疲れを取る道中となりました。

090905hokurikuef8125  越美北線の乗り直しを終えて、福井から普通で帰阪…の前に再び夕方の南今庄で一仕事。夕方の光線の中を走る雷鳥を撮るのが目的で同駅へ降り立ちましたが、雷鳥通過の時刻を読み違えて、トンネル付近で撮るつもりだったのですが、移動する間もなく、仕方なくホームで撮るとピンあまになり散々な出来となりました。下り雷鳥も露出がいま一つで、いきり立って降りた割には大した成果を得られず帰ることになりました。帰りは敦賀から1本新快速を見送って、珍しい湖西線経由の京都行き普通で山科まで戻り、山科から新快速で高槻へ。高槻からは定番の高槻市歩き阪急乗り換えで茨木市まで戻りました。