EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

一畑電鉄北松江線

2007年09月27日 | 山陰

030727itibata30082  一畑電車北松江線は03年7月27日に全線乗り潰しを達成している。山陰ディスティネーションきっぷ?だったと思うが、山陰ディスティネーションキャンペーン期間に発売されていたフリーきっぷに一畑電車も利用範囲に含まれていたため、これを有効に活用し、一畑北松江線と大社線の乗り潰しをして、ついでに出雲大社へお参りしてきた。JRで鳥取から出雲市まで移動し、途中宍道で今は亡き出雲を撮影した。山陰本線鳥取地区高速化前夜という時期だったので、鳥取地区にはまだキハ58系が残っていたが、鳥取から宍道までは先行投入されいたキハ187系特急スーパーくにびきに乗った。高速化前のためポイント制限などがあり、それほど速くはなかったが、駅間は線形がいいこともあり結構飛ばして走っていた。鳥取~米子間は平坦なので、もう少しお金をかければ130km/h運転も狙えたのではないかと思う。

 立派な高架駅に生まれ変わった(高架化前は暗闇の中通り過ぎたのであまり記憶にないが)出雲市駅でJRから離れて、隣の高架駅から出ている一畑北松江線に乗り込む。関西では見慣れた元南海ズームカーが停まっており、これでとりあえず川跡まで行くことにした。関西で見慣れたと書いたが、実際ズームカーに乗るのは初めてで、南海時代に乗ることなく一畑電鉄で乗るとは思いもよらなかった。ズームカー特有の窓上にある蛍光灯が印象に残っている。川跡から大社線に乗って、出雲大社にお参りに行き、川跡に戻ってきて北松江線の乗り潰しに戻った。平田市止まりの電車に当たり、平田市で小1時間ほど時間を潰した。平田市には車庫があり、古い車両も留置されており、なかなか興味深いところだった。平田市からは元京王5000系で車内に転換クロスシートを装備した5000系に乗って松江しんじ湖温泉駅まで行った。終点の松江しんじ湖温泉も電鉄出雲市同様新築に近い様相で、地上駅ながらガラス張りの小奇麗な駅舎が印象的だった。駅前には足湯があり、旅の疲れを癒すことができる。JRの松江とは少し離れており、バスに乗って、松江駅に戻り、松江から米子まで奥出雲おろち号に乗って、山陰の旅を堪能した。