蕎麦前で憩う

お蕎麦屋さんで蕎麦前をいただきながら憩いの一時を過ごさせていただきました。

『さらしなの里@築地』さんの江戸前の味「あさりぬた」

2012-09-29 23:40:18 | 東京23区(中央区)

社会人ラグビーの試合を観戦するために千葉県市川市へと向かい、その途中、築地にある『信州更科蕎麦処・さらしなの里』さんへ立ち寄って昼食をとりました。

お店には開店時間の11時に到着し、のんびり蕎麦前を楽しむ時間はありませんでしたが、少し歩くとジワリと汗ばむ陽気だったことからまずプレミアムモルツと「あさりぬた」&「玉子焼」をいただきます。

ビールを飲みながらいただいた「あさりぬた」は、あさりと葱、わかめ(?)を濃い目の「ぬたみそ」で和えた江戸前ならではの料理で、ほんのり感じられる「ぬたみそ」の甘味が美味しい一品です。


次にいただいた「玉子焼」は、甘過ぎることもなく、程良い甘さの美味しい玉子焼で、フンワリした食感がなかなか良い感じです。


そして最後にいただいた蕎麦ですが、「二八蕎麦も季節の変わり蕎麦も食べたいし、更科のお店だから更科蕎麦は外せないし・・・。」と悩みましたが、3種類の蕎麦をいただくことの出来る「小せいろ3色そば」があったので、この「小せいろ3色そば」をいただくことにしました。

最初に運ばれてきた「更科蕎麦」は、写真で見るより色白で、喉越しも良く食べていて気持ち良いです。


次に運ばれて来たのは季節の変わり蕎麦「青柚子切り蕎麦」です。
この「青柚子切り蕎麦」は柚子の香りがしっかり感じられる、暑い日に食べる蕎麦に相応しい蕎麦でした。


最後に運ばれてきた「二八蕎麦」は歯ごたえも良く、こちらも美味しい蕎麦でしたが、やはり更科系のお蕎麦屋さんということもあって、個人的には更科蕎麦が一番美味しかったように思います。

なお蕎麦汁ですが、最初に舐めてみた時は「少々辛めかな?。」という印象でしたが、蕎麦をしっかりくぐらせても辛くない、蕎麦との相性が十分考えられた蕎麦汁でした。また、薬味のワサビもまずまずで、ネギもフワフワに盛り付けられていて、食べて良し、飲んで良しの美味しい昼食を取ることが出来ました。


蕎麦を食べ終え、蕎麦湯をいただきながらホッと一息ついていたら、「土曜日限定の蕎麦アイスです。」と、アイスが出てきました。確認せず出されたままいただきましたが、サービスなんでしょうか?。

今回訪れた『信州更科蕎麦処・さらしなの里』さんに限った話ではありませんが、どこのお蕎麦屋さんも一品料理が美味しく、また選び抜かれた数々の日本酒を並べていて、限られた範囲内での料理ではありますが、蕎麦屋というより小料理屋という印象です。その上、ここ『信州更科蕎麦処・さらしなの里』さんは割安感の感じられるお店で、会社帰りに毎日でも立ち寄りたいお店です。

そうそう、「老舗の蕎麦屋はおつりにヨレヨレのお札は使用せず、新札を使用している。」という記事をどこかで読んだことがありますが、おつりにもらった1000円札は本当に番号続きの新札でした。そういえば、以前訪れた『日本橋室町砂場』さんも新札でした。そんなところにも老舗のすごさが感じられるように思います。

ごちそうさまでした。




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