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E-styleより

素敵な人、素敵なこと、素敵なもの…

<続き>なにわ伝統野菜を食す

2010-05-20 | おすすめレストラン(大阪)

しっかりお勉強をした後は、楽しみのお食事タイムです。
今回は松花堂弁当で頂きました。

【八寸】
 猪口ニ種盛り
 ・いちじく生ハム胡麻クリーム
 ・順才コンソメ仕立て
 小袖出し巻き
 蓮根サーモン巻き結び三葉
 鱧の棒寿し
 四万十鶏のかすみ揚げ 毛馬胡瓜の芝漬けタルタル掛け
 筍の木の芽焼 散し一寸豆
 丸十蜜煮 酢取り茗荷



【向附】
 白身の昆布締め
  刻み大阪白菜漬けとアンディーブ和え
  散し打ち昆布 山葵 煎り酒



【焼物】
 若鮎の塩焼き
  酢だち 酢取り茗荷 蓼葉 蓼酢



【揚物】
 水茄子の田楽
  焼味噌 百合根 青唐 海老



【椀物】
 帆立貝の玉締め 若布すり流し仕立て
  青味 柚子



【食事】
 とうもろこしの焚き込み御飯 軸三葉

【香物】
 大阪伝統野菜のお漬物

【水物】
 西瓜のゼリー寄せ ミント

和食はいいですね。ほっとします。
改めて日本料理の良さを再確認できました。
帰りには、「浪花漬 西むら」さんの水茄子のお漬物をたっぷりとお土産に頂き、
ホクホク気分でした。
まだまだ知らないことばかりです。私の好奇心は果てしなく続きます…(笑)。

なにわ伝統野菜って?

2010-05-18 | おすすめレストラン(大阪)

なにわ伝統野菜ってご存知ですか?

リーガロイヤルホテルの主催の
「星宙にて トーク&ランチ &料理長の料理講座 なにわ発 伝統野菜のお漬物」
と妙に長いタイトルに(笑)妙~に興味が湧いてしまいました。
さっそく申し込みをして昨日、レッスンに参加してきました。

野菜の里帰りに努めてらっしゃる森下先生のお話から始まります。

5~6世紀頃の河内平野は淡水と海水が入り混じる湖で、
その後、淀川や旧大和川の支 流が運ぶ土砂が堆積し、
野菜の生産に適した砂質土壌条件が形成されていきました。
さらに、大阪は商業や海運が盛んであったことから、
全国各地より美味しい食材が集まり、独特の食文化が発達しました。
天王寺かぶら、田辺だいこん、勝間南瓜、毛馬きゅうり、玉造黒門越瓜、大阪しろな、など
明治時代まで大阪市内で栽培されていた野菜のことです。
近代化に伴い、大阪市内の農地が次々と住宅などに転用され、生産が途絶えてしまいました。
しかしここ数年、大阪の味を取り戻そうと、
大阪市内産の野菜が見直され、栽培が復活しています。

【天王寺かぶら】
大阪市天王寺付近が発祥で「野沢菜」の祖先といわれている。


【田辺大根】
大阪市東住吉区の田辺地区の特産だった白首大根。


【毛馬きゅうり】
大阪市都島区毛馬町が起源の黒いぼきゅうり。
果頂部より2/3が淡緑白色になるのが特徴。独特の苦味がある。


【守口大根】
大阪天満宮周辺を発祥とする「大阪宮前大根」の香の物を
豊臣秀吉が「守口漬」と名づけ、守口大根と呼ばれるようになった。



たくさんの「なにわ伝統野菜」があるんですね。



なにわ伝統野菜の基準は
① 概ね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜
② 苗、種子等の来歴が明らかで、大阪独自の品目、品種であり、栽培に供する苗、
  種子等確保が可能な野菜
③ 府内で精算されている野菜 だそうです。

色々とお勉強をした後に
このなにわの伝統野菜を使ったお漬物を作られている
「なにわ伝統野菜漬物専門店 西村」の社長さんのお話を伺いました。

なにわ伝統野菜漬物専門店 西村

さぁ、だんだんとお腹が減ってきました。。。
そこで今回の企画のスペシャルで盛りだくさんな内容のラストは
星宙の平野料理長によるミニお料理レッスン。
後で頂く「なにわ伝統野菜を使ったランチ」の中の
鶏のかすみ揚げにつけて食べる「毛馬胡瓜の芝漬け」のタルタルソース
泉州水茄子の田楽の味噌の作り方を教えていただきました。

あ~、もう駄目です。集中力が持ちません。もう切れそうです!!!

って頃に「それではあちらでランチのご用意をしております」という天からの声が(笑)
さぁ、待ちに待ったランチタイムです。

続きは次回です。お楽しみに~。



















五感を研ぎ澄ませて…

2010-05-11 | おすすめレストラン(大阪)

ゴールデンウィークはのんびりと過ごした私。
静かに地味目に過ごした私に待っていた連休明けの
「自分へのご褒美プラン」はスペシャルランチでした。

テーブルコーディネートのお勉強を兼ねて
「おもてなしの心を知る」+「自分磨き」ということで
今年の春から評判のお店に伺うようにしています。

3月はリュミエール、そして5月はアキュイールへ伺いました。

ご一緒してくださるメンバーのお1人で
「食」にお詳しいNさんからオススメ頂いたこの2店。
大阪のフレンチなら押さえておきたい2店!ということで
ワクワクドキドキで伺いましたが
どちらのお店もとても素晴らしかったです。
「料理」に感動を覚えたという感じです。

料理に対する姿勢、食材への心、
日本人シェフらしい繊細で心配りの行き届いたお料理。
+コストパフォーマンス、時代に合わせた食器の使い方など
本当にお勉強になることばかりです。
またそのお料理をさらに素晴らしいものへと感じさせてくれる
さりげない心配りの出来るスタッフ。

以前はブログに載せたかったのでお料理をデジカメで撮ることが多かったのですが
「運ばれてきたお料理はその瞬間が最高!」という
作り手の思いを受け止めて食べれるように
温かいうちに冷たいうちに食べるようにしています。
今回のブログの写真はアキュイールのHPからお借りしました。

素敵なお店を知ることで感動することがいっぱい。
そして素敵なお店に相応しい上客=ソワニエになれるように…
自分磨き、そしてソワニエへの道はまだまだ遠いようです。

あ~~、もっともっと食べなきゃ…(笑)















ガストロノミフェアへ

2010-04-09 | おすすめレストラン(大阪)

「八木先生、お勉強を兼ねていらっしゃいませんか?」

なんて甘い言葉の誘惑なんでしょう。
ダメダメ。私の今一番弱いフレーズ。「お勉強を兼ねて…」
リーガロイヤルホテル レストランシャンボールの
マネージャー古澤氏からの誘惑です(笑)。

フランスの二つ☆シェフを招いて3日間限定で開催された「ガストロノミフェア」。
若きリヨン料理の担い手 "マチュー・ヴィアネイ氏"の正統派フランス料理。

「フランスのリヨンに行って食べるよりお得!」と
妙に意味の分からない理由で自分を納得させて、超超超ハレの日のディナーに出かけました。
もちろん私にとっては「清水の舞台から…」状態ですが
一度はグランメゾンのディナーのコース料理とおもてなしを
体験して見たくてというのが本当の理由。
仕事柄、これも仕方ありません(笑)。

【マチュー・ヴィアネイ氏の詳細】
1967年、ヴェルサイユ生まれ。
エコール・スプ(フランス料理上級学校)の1期生としてジョエル・ロビュションの指導の元、
ウィリアム・ルドウイユ(パリ市内、ズ・キッチン・ギャラリー)らと共に学ぶ。
2004年には、エコール・スプ1期生からは初のMOF(フランス最優秀職人章)を受章し、
一躍リヨンの実力派若手シェフとして注目される。
2005年にレストラン「Mathieu VIANNAY」をオープン、はじめてミシュランの1ツ星を獲得する。
2009年には2ツ星を獲得して、ゆるぎない「リヨン料理の担い手」となった。
目覚しい活躍ぶりは、今、リヨンのみならず広くフランス料理界から大きな注目を浴びている。

緊張と期待で一杯のディナーが始まります。
まず最初は、シャンボールからプレゼントしてくださった大好きな「泡」。



さぁ、フルコースディナーが始まります。
こんなにたくさんのお料理が出るの? 
ランチが主に活動の場の私にはビックリです。



香ばしいヘーゼルナッツ入り鴨フォアグラのボンボン



森のキノコのパンナコッタとオマール海老 蜂蜜とローズマリーのヴィネグレット



これはご存知ですか?
パンくずなどを掃除するダストパンの最新形。
私が知っているのはかなり大きめのものだったのに
今はこんなスマートになっているそうです。ペン型で胸ポケットに入れられます。



グルヌイユとキノコのリゾット セープ風味のクリーム

さぁ、いよいよお出ましです。
リヨン料理と言えば「グルヌイユ」と「ブレス鶏」。
このプリプリした筋肉質の肉、細い骨といえば、そう、食用ガエルです。
柔らかくてクセもなく、鶏肉のような感じです。骨を持って上品に…。



やさしく蒸し上げた平スズキ 的矢牡蠣、マテ貝と共に

スズキはフワフワでした。ムースソースの上に乗っているのはグリルした皮。
右にあるのはマテ貝。殻を細長く半分に切ったものに詰められています。
魚も貝も皮も縦ラインに盛りつけるところが
日本人ぽっくない外国人のシェフだなと感じた一皿です。



頂いたワインはこちら。



ブレス鶏のドゥミ ドゥイユ 小さな野菜とビネガー風味のチェリー

いよいよメインの「ブレス鶏」の登場です。
リヨン北方のブレス地方一帯で生産される地鶏。
原産地統制名称AOCに唯一保護されている鶏だそうです。
一羽丸ごとを75℃で3時間、蒸し焼きにしたお料理です。
「胸とモモとどちらにされますか」と言われて「モモ」を選んだのですが
食べにくいという限度を越えていて、スマートに食べられない(笑)。
家なら骨を持ってグイッといきたいところをグッと我慢。
かなり骨の周りのお肉が残ってしまいました。
持って帰ってスープのだしを取りたかったなぁ。ダメダメ、お里が知れちゃいます。





このチェリー、絶品でした。
シェフがフランスから持って来られたそうで、
シャンボールの厨房の人にも作り方はシークレットだそうです。



シャンボールのフィンガーボールにはこんな気遣いが…
ボール自体をナフキンで挟むように半分包んで
さっと指の雫をぬぐえるようにされているそうです。なるほど…



チーズはワゴンで饗されます。
もうお腹がはちきれそうでしたが、断りませんよ、私は。
「少しずつ、色々ください!」



蜂蜜風味のマドレーヌ フロマージュブランのアイスクリーム



もちろん食後酒も頂きます。フルオースのお勉強ですもの!



レモンのジブレ レモンクリームとメレンゲ



コーヒーと小菓子



ふ~、大満足のお料理でした。
さすがの私でもフルコースは量的にも凄かったです。
残してはいけないと思って完食したのですが背中が痛くなるほどの満腹感。

まわりを見回してみると年配のご夫婦が多かったので
みなさん、このコースを全部食べられたのかしら?と
不思議に思っていたら、違うんです、もっとスマートな方法があったんです。
たとえば取り分けてくれる「ブレス鶏」などは
「私たちは小さなポーションでいいので、
 あとは皆さんのお勉強に、どうぞ召しがってくださいね」と言われていました。
くぅ・・・・・・・・・・・・・・・そ、そうか。そう言うのね。。。
カッコイイ、カッコよすぎます。

やっぱり、いろんなことがお勉強になりました。
シャンボールのみなさんのさりげない気配りや心遣い。
つかず離れずの絶妙なタイミングでの接客。
そして、素敵な上客=ソワニエとは?ということ。
まだまだ、勉強ですね。なにごとも… 

「お勉強を兼ねて…」
まだまだ修業が足りない私は、もっともっと食べなくてはいけませんね。
辛いけど頑張ります(笑)










新町で見つけた和菓子やさん

2010-04-02 | おすすめレストラン(大阪)

以前からかなり気になっていた和菓子屋さんに行ってきました。
私の「食のアンテナ」はまんざらではありません。
素敵です。素敵過ぎです。ジャストミートです(笑)

新町って教室からすぐ近くだけど自転車でスーと通ってしまうことが
多かったのですが、今日はブラブラお散歩がてら出掛けてみました。
長堀通りから北3本目を西へぶらり、
御堂筋を越えて、四ツ橋も越えて、三和銀行と上島珈琲店の間を西へ。
「どこかなぁ?間違ったかなぁ。電話して聞いてみようかなぁ」と
ちょっと不安に思った頃にありました~「日月餅 新町店」が…

あと少しでなにわ筋という感じだったのでかなりのお散歩でしたが
お店の中に入った瞬間に「わぁ~素敵!」と小さくガッツボーズ。
大好きなスタイリッシュモダンのインテリアの中に和菓子。いいわ~いいわ~。





ずらりと並んだ和菓子たちの中から食べたいものを選んで
奥のコーナーでお茶といただけます。(セット以外はお茶代は別途)



道路側と机を挟んで道路を見る方にも座れます。
この時は私1人だったので、道路を見ながらの奥の席に座りました。

お水のグラスも、オシボリもオシャレです。
運ばれてきたお菓子とお茶の器のコーディネートも◎。
銀座の和食器のお店がコーディネートされているそうです。
→スイマセン、間違った情報でした。
 中目黒にある女優の山口智子さんがやっていたセレクトショップだそうです。
 残念ながら現在は閉店とのことでした。



こんな近くにこんな素敵なお店があったなんて…
もちろん、お菓子も◎。
またレッスンの後のお茶菓子に登場する日をお楽しみになさってくださいね。

これから気候も良くなるので、
E-styleからも1駅ぐらい歩く元気のある人は是非、行ってみてくださいね。

日月餅 新町店の詳細はこちらへ













ふぐ三昧の夜

2010-02-02 | おすすめレストラン(大阪)

年末に伊勢志摩の鵜方にある民宿「おおなみ」へ行ってきました。
グルメなご夫妻が毎年行かれるお店で
「是非行ってみてください~!!!」ということでさっそく予約を入れたのは9月。
すでに年末年始の予約はほぼ一杯の状態で、空きのあった12/29にすべりこみセーフ。

ワクワクどきどきの夕食。
まずは「ダイナミックなてっさ」にビックリです。
この写真に写っているのが一人前ですよ~。すごいでしょ???
盛りつけもモダンで美しい。



さぁ、コラーゲンたっぷりの皮がどんどん続きます~







「そろそろヒレ酒を…」という気分の時に、やった~運ばれてきました。
大、大大好きなヒレ酒! 香ばしくて美味しいんだなぁ、これが…



ふぐ好きの知人がいたので
実は私、今までの人生でたぶん、ふぐは100匹以上食べていると思います。
バブルの時代は冬の3日に1回、晩御飯が「ふぐ」という時もあったぐらいで
かなりふぐには詳しい私ですが、
この日は風邪進行中だったので味と香りが微妙…。。。。。。。。。。
残念すぎです。悔しすぎます。
神様、何のバチが当たったのですか???

でも神様がどんないたずらを仕掛けても私はめげません。
風邪にも負けず…。最後までぜ~んぶ、食べました。

ひれスープ 



これは皮を揚げたもの。とげ皮煎餅。
ふぐの針のようなものが所々残っていてチクチク微妙な感触を味わいながら
パリパリっておせんべいのよう。



ふぐの唐揚げも大好き。



もう、たまらない~「白子の茶碗蒸し」の登場です。



もちろん、ラストを締めくくるのは「おぞうすい」!
どんなに風邪が悪化しようと、意識がもうろうとしていようと
ぞうすいを食べないなんてありえません。
たっぷりおかわりもしました。



ちょっと通の食べ方をご紹介。

鍋白子の白子をポン酢に溶いて、それで白菜やフグを食べると
マイルドで最高の味です。
そしてそのポン酢を少し残しておいて、お茶碗につがれたぞうすいにかけて
さらに白子を楽しみます。

ふ~~~、大満足。。。。。。。。。

最後はあおさのりの入ったアイスクリームでスッキリ。



お部屋に戻ると、超~あったかい湯たんぽが入ったおふとんが敷いてあって
「さぁ、もうそのまま幸せな気分で寝なさい~」と言われているよう…
幸せな幸せな夜が更けていきます。

翌朝、ご機嫌に目を覚ました私をさらに楽しませてくれたのは美味しい朝食。



この民宿、すっごくオススメです。

天然安乗ふぐが食べられる民宿「おおなみ」
詳細はこちらへ→

今回のふぐ懐石はひとり20,000円でした。

・ひれスープ
・とげ皮煎餅
・てっぴサラダ
・皮の酒盗和え
・焼きふぐ
・カキ皮蒸し
・ふぐ身入り茶碗蒸し
・バター焼き(三種) 
・焼き白子
・ひれ酒
・てっさ
・てっちり
・唐揚げ
・ぞうすい
・自家製の漬物
・シャーベット

来年は体調万全でリベンジする予定です。

































クリスマスランチ デザート編

2010-01-14 | おすすめレストラン(大阪)

お待たせいたしました。
シャンボールでのクリスマスランチのデザートです。

トップのお写真は
Pre Dessert
「デザートの前に」ということでブラマンジェ。

この日、盛りつけで一番感動したのがこちらのデザート。
女性ばかりのパーティということで女心をそそる夢のあるデザイン。

Conposition aux Fraises
苺のコンポジション



お皿のソースは、苺のソースを軽いゼリー状にしてドット模様を描いています。
右の苺は、飴をいちごの形にかたどって
その中にイチゴのシャベットが入っていて
その上に飴の葉が乗っているんです。



もったいなくて、別々に食べたいところを我慢して
一口でパクッ~。。。美味しい~~~!

左側のタワー状のものは、こちらも薄い薄い飴の筒に
一番したから、食感がクランチっぽいクッキー、生クリーム、フレッシュ苺
すごいすごい、感動する味です。

女性のパティシエかなと思いながらも
やはりこの繊細な感じは男性かも…と作った人をも想像させてくれる
感動の一皿でした。

そして最後は
size="2" color="black" style="line-height:160%;">Cafe et Mignardises
コーヒーと小菓子



今年2010年も1年の締めくくり=自分へのご褒美として
E-styleの皆様と幸せなクリスマスランチパーティを
開催できるように、元気に頑張っていこうと思います。











クリスマスランチ vol.2

2010-01-07 | おすすめレストラン(大阪)

かなり勿体つけてしまいました…スイマセン。
さぁ、特別の鴨の登場です!!!!!

Poitrine de Canard Challandais Roti,
Composition Autour de la Bardane
ビュルゴー家シャラン鴨胸肉のロースト
ゴボウのコンポジション

ふ~、なんて素晴らしい響きなのでしょう。

<シャラン鴨とは?>
シャラン鴨と呼べるのは、
ヴァンデ沿岸、シャランの北15kmから周囲30kmの湿地帯で生息しているもののみ。
ここの広大な湿地帯、ミネラルたっぷりの塩が含まれた土壌、
海洋性気候、グランド・リュー湖から続く小運河、
どれもが鴨の発育段階にとって最高の条件。

子鴨が暖かい小屋にいるのは生後一週間だけ。
その後は、大自然の広々とした空間を8~9週間にわたって楽しむ。
えんえんと広がる湿地帯の中で群れをなしながら自由に走り回ったり、
ゆるやかに流れる小川で好きなだけ水遊びをしながらスクスクと育っていく。
そして、飼料も代々受け継がれたルセットによる職人の手作り。
伝統的な方法は窒息によるもの(時に流血させない)。
この窒息鴨、肉の中に血を蓄えたままなので、より繊細な肉質で芳醇な味わいだ。また、白毛と黒毛の2種類が存在。白毛の方が大きめ。黒毛は、より味わいがあるとの意見もあるが、毛根が目立つことから白毛の方が好まれている。

昔は、シャランのほとんどの農家がシャラン鴨を飼育していたが、
現在では約100年の歴史を持つBurgaud(ビュルゴー家)のみが生産を行っている。

ということで、自慢タラタラで申し訳ないのですが
最高の鴨ということですね~フフフ。。。

脂の部分がなんとも言えずいいお味。
こんなに大きなポーションで鴨を頂いたのも初めて…
お肉の部分はとても柔らかでかすかに血の香り。
杉本氏セレクトの赤ワインと絶妙のハーモニーを生み出してくれて
至極の世界を楽しませてくれました。

左奥に見えるのはゴボウのポタージュのようなもの。
これがこれが絶品だったんです。
今でも「わぁ~」という興奮を思い出しちゃうぐらい美味しかったです。

鴨とごぼうって相性バッチリ!
お互いにお互いを高めあって。。。

あ~私にも「ごぼう」みたいな人、見つからないかなぁ~
お互いを高めあって相乗効果を生み出す、最高の相性!ふ~

って、何で自分は絶対的に「高級な鴨」って決まっていて「ごぼう」じゃないのよ!
って声が聞こえてきそうですね。
でもねぇ、まさかねぇ、私がゴボウってこともないし…
きっと、こういうことを言っているうちはダメですね(笑)
私が「鴨」のようなダーリンを引き立てる「ごぼう」にならないと…

ごぼう・・・・ねぇ。。。
やっぱり「鴨」がいい。。。しかも最高級の「鴨」がいい!





クリスマスランチ vol.1

2010-01-04 | おすすめレストラン(大阪)

レストランシャンボール 太田シェフによる
E-style スペシャルクリスマスランチが始まりました。

まずは「泡」で乾杯です!
今回もソムリエ杉本氏セレクトによる
泡・白・赤ワインをお料理にあわせて楽しませてもらいました。



Amuse-Bouche アミューズブーシュ
たらばがにと根セロリのアミューズ


Marine de Carrelet avec Agar-agar de Carotte,
Sauce Vinaigrette au "Mizuna"et aux Olives Vertes
マツカワカレイのマリネと人参のジュレ
水菜とグリーンオリーブのソース



Daurade Grillee,Roule de Crabe"Taraba",
Jus de Crustaces Parfumes a la citronnelle
真鯛のグリエ タラバ蟹のチリメンキャベツ包み添え
レモングラス風味甲殻類のジュ



ふ~、凄いです。幸せが押し寄せてきます。
素晴らしいお料理とワインに
舞い上がってしまいそうな心を落ち着かせながら(笑)
平然を装いながら…
笑顔で談笑しながらお料理は進んでいきます。

さぁ次は、いよいよこの日メインのお料理です。
鴨… そう「特別の鴨」なんです。<明日へと続く…>











昨年のクリスマスパーティ

2010-01-03 | おすすめレストラン(大阪)

2009年12月20日(日)のクリスマスパーティの報告です。
今年も会場はリーガロイヤルホテル レストランシャンボール サファイアルーム。
シャンボールマネージャー古澤氏のご協力により
素晴らしいパーティが実現いたしました。
今回、ご都合があわずに参加できなかった皆さん~、
2010年も「X'mas Party」開催しますので今年は是非ご参加くださいね。

シャンボールの個室は
天皇陛下はもちろん、皇族の方や国賓の方がお食事をされるお部屋です。
すごいテーブルの幅です。
迎え側の方と気軽にお話できないぐらいの距離!
慣れない凄さです。



今回もご無理をお願いしてシャンボールが所蔵されている
すばらしい食器やグラスを特別に見せていただきました。







さぁ、いよいよ「午餐会」の始まりです。
この続きは明日までお預け!