E-styleより

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なにわ伝統野菜って?

2010-05-18 | おすすめレストラン(大阪)

なにわ伝統野菜ってご存知ですか?

リーガロイヤルホテルの主催の
「星宙にて トーク&ランチ &料理長の料理講座 なにわ発 伝統野菜のお漬物」
と妙に長いタイトルに(笑)妙~に興味が湧いてしまいました。
さっそく申し込みをして昨日、レッスンに参加してきました。

野菜の里帰りに努めてらっしゃる森下先生のお話から始まります。

5~6世紀頃の河内平野は淡水と海水が入り混じる湖で、
その後、淀川や旧大和川の支 流が運ぶ土砂が堆積し、
野菜の生産に適した砂質土壌条件が形成されていきました。
さらに、大阪は商業や海運が盛んであったことから、
全国各地より美味しい食材が集まり、独特の食文化が発達しました。
天王寺かぶら、田辺だいこん、勝間南瓜、毛馬きゅうり、玉造黒門越瓜、大阪しろな、など
明治時代まで大阪市内で栽培されていた野菜のことです。
近代化に伴い、大阪市内の農地が次々と住宅などに転用され、生産が途絶えてしまいました。
しかしここ数年、大阪の味を取り戻そうと、
大阪市内産の野菜が見直され、栽培が復活しています。

【天王寺かぶら】
大阪市天王寺付近が発祥で「野沢菜」の祖先といわれている。


【田辺大根】
大阪市東住吉区の田辺地区の特産だった白首大根。


【毛馬きゅうり】
大阪市都島区毛馬町が起源の黒いぼきゅうり。
果頂部より2/3が淡緑白色になるのが特徴。独特の苦味がある。


【守口大根】
大阪天満宮周辺を発祥とする「大阪宮前大根」の香の物を
豊臣秀吉が「守口漬」と名づけ、守口大根と呼ばれるようになった。



たくさんの「なにわ伝統野菜」があるんですね。



なにわ伝統野菜の基準は
① 概ね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜
② 苗、種子等の来歴が明らかで、大阪独自の品目、品種であり、栽培に供する苗、
  種子等確保が可能な野菜
③ 府内で精算されている野菜 だそうです。

色々とお勉強をした後に
このなにわの伝統野菜を使ったお漬物を作られている
「なにわ伝統野菜漬物専門店 西村」の社長さんのお話を伺いました。

なにわ伝統野菜漬物専門店 西村

さぁ、だんだんとお腹が減ってきました。。。
そこで今回の企画のスペシャルで盛りだくさんな内容のラストは
星宙の平野料理長によるミニお料理レッスン。
後で頂く「なにわ伝統野菜を使ったランチ」の中の
鶏のかすみ揚げにつけて食べる「毛馬胡瓜の芝漬け」のタルタルソース
泉州水茄子の田楽の味噌の作り方を教えていただきました。

あ~、もう駄目です。集中力が持ちません。もう切れそうです!!!

って頃に「それではあちらでランチのご用意をしております」という天からの声が(笑)
さぁ、待ちに待ったランチタイムです。

続きは次回です。お楽しみに~。




















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