E-styleより

素敵な人、素敵なこと、素敵なもの…

明けましておめでとうございます

2013-12-31 | その他
初春のお慶びを申し上げます。
今年最初のブログ写真は「お多福」
その名の通り「福が多い」ということから縁起がよいとされていますね。
皆様にも、E-styleにも、「2014年も福多かれ」という願いを込めて…

本来古代においては太った福々しい体躯の女性は災厄の魔よけになると信じられ、
ある種の「美人」を意味したとされていたそうで
あ~私も古代なら、たいそうな美人だったのにと悔やまれます。

今は21世紀。
おせちにお餅、日本酒、ビール…さらなる「お多福」ならないように 
この休み、食べすぎないように気をつけます…

本年もどうぞ宜しくお願い致します。



2013年もいよいよ…

2013-12-29 | その他
押し迫ってきましたね。
今年も今日を入れてあと3日。

お正月準備にお忙しくされていることと思います。
今年一年も大変お世話になりました。
こうして元気に年の瀬を迎えられることに感謝致します。

来年も素敵な一年になりますように…
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

絶対にランチへ行ってほしいお店

2013-12-23 | おすすめレストラン(神戸)
ストレート過ぎるタイトルをつけてしまいましたが
食べ終わった時に小さくガッツポーズをしてしまうランチに出逢いました。

以前からとても気になっていたお店、アノニム(フレンチ/県庁前)!
クリスマスデートということでNさんとご一緒に ルンルン お出掛けです ♪♪(←古ッ)



神戸舞子クリスマスを見学して余裕で13時に予約を入れていたのですが
食いしん坊な二人(アッNさん、ごめんなさい。「食いしん坊」のレッテルの許可を得ていませんね(笑)
流行る気持ちを抑えきれず、12:40頃に到着。

アノニム (anonyme)とは 匿名とか無名という意味、
カウンター8席だけ、ご夫婦2人で営まれている隠れ家的なお店、
木のカウンターに広いオープンキッチン、何だかとても心安らぎます。
ランチ、ディナーとも1種類おまかせコースのみ。
ランチコースは 4,200円、ディナーコースは 6,615円 

今回はお料理写真がありませんが
何よりビックリさせられる盛り付けと食材、そして素材のマリアージュ。
提供されて説明を受けるたびに「ヘェ~」と感心させられます。
もちろん、大満足の品数、ボリューム、そしてお味。。。 

パンは芦屋のベッカライビロブロートや
北野サ・マーシュのパンなど、料理に合わせてという感じで
奥様がサービスしてくださいます。
もうひとつ嬉しいのが、カウンターに座っているとシェフの盛りつけられる手元が
まじかに見られます。繊細でアートな盛りつけ、できれば入口手前4席がスーパーシート!

兎にも角にも…、ぜひ予約をして行ってみてください。
お店を出るときにはきっと笑顔でホクホクした顔になっちゃうこと、間違いなし!
アノニム 

クリスマスランチ会 ご報告

2013-12-17 | Weblog
12/15(日)ちょっぴりオシャレして、いそいそとインターコンチネンタルホテルへ。
20Fでエレベータを降りると目に飛び込んできたのはPinkのクリスマスツリー。


ロビーフロアも素敵。(ホテルのHPより写真拝借)


今年のクリスマスランチは20階のレストランピエール。
しかも、個室 ♪♪♪ テンション上がらないわけがありません(笑)


決してソワソワしているのを悟られないように、平常心、平常心…
優雅な振る舞い、そして優しいほほえみ。
わたくし、いつも利用していますのよ!とばかりに
背筋をピンッと伸ばして、個室へと向かいます。

さて今日のランチは奮発して、お魚とお肉料理の両方が楽しめるランチコースをチョイス。
日本の日本料理店(龍吟や菊乃井)でも修業されたシェフ・ピエールが生み出す、
「和」と「フレンチ」の融合したような料理が楽しめるコンテンポラリーフレンチ。
楽しみです。。。 さぁいよいよ。。。

アミューズブーシュ
お皿はベルナルド、ガラス皿はスガハラです。指でつまんでお口へ…


パン 
この指のようなパンは賛否両論。なんで4本? 早くも「自称グルメ評論家」があちこちに出現。


無塩バターと有塩バター
ご一緒したパンのプロフェッショナルの方のお話によると
パンというのは味が完成形されていて、唯一足りないのは「コク」なので
それを補うバターは「無塩バター」を提供し、お好みでという意味で「岩塩などの塩」も
一緒に提供するのが良いそうです。なるほど勉強になります。
バター皿はこちらもスガハラ、中央に色が入っていて素敵です。



前菜
「余白を楽しむ料理」とはお聞きしていましたが、なるほど、すごい余白(笑)


スープ仕立てのフラン
このあたりから、提供温度がちょっとぬるめ。。。
人数が多いといっても11人だから、ねぇ。。。



魚料理
イトヨリがいいお味、スープをかけていただきます。


肉料理 
エゾ鹿 セップ茸の香り
鹿肉はとても柔らかくてくせもなく、美味しく仕上がっていました。



デザート
ミニパンケーキ ヘーゼルナッツと柚子
美味しい! ベーゼルナッツ好きにはたまらない ♪



ミニャルディズ
運ばれてきた時にキャーと悲鳴があがったほど… 
女性はたまらないのよね、こういうのが! 女ごころをよく御存じのパティシエ、ありがと! 幸せ~



コーヒーのソーサーもベルナルド、シルバー色好きにはたまらない。


素敵な空間で過ごした時間は、心に潤いを与えてくれました。
最後にレストランからのサプライズプレゼント!


わぁ、何々? 蓋を開けてみると…


素敵な赤と黒のナイフレストのセット、嬉しいんだけど
テーブルコーディネーターとしては4つ欲しいところ。。。
「ランチを食べたらもらえるのかしら?」 微妙な空気が流れました(笑)。
ダメダメ、頂けただけでも感謝です。

「また来年も素敵な時間をご一緒出来るように頑張りましょうね」
「は~い、ごきげんよう」

ご参加くださいました皆様、楽しい時間を有難うございました。












魅力的でメロメロ ♪

2013-12-12 | おすすめ情報
今、一番私がはまっている商品をご紹介します。その名も「パストリーゼ77」


すでにご存じの方も多いと思いますが
TVのアメトークできれい好きで有名な今田さんがイチオシされていた商品です。

何がすごいかって
・高濃度カテキンによる長時間の抗菌力
・高濃度アルコール(77度)による除菌
・酒造メーカーが作った醸造用アルコールなので食品に使用してもOK

とにかくすごいんです!
 直接手にかけてもOKだし、まな板、包丁もOK。
 たとえば食べ物を入れる前にお弁当箱にひと吹き、冷蔵庫の掃除もふき取りいらず

アルコール度数が高いので、素早く渇くので
ガラステーブルや鏡なども、ふき取りせずに変な後も残らずストレス知らず。
もうスタジオの中、ありとあらゆるところ、かけまくりです!(笑)

「あ~恋焦がれるパストリーゼ様」といった感じ、片時も手放せません。
これから大掃除の時期に超~オススメ。
私はアマゾンで500mlを最初に購入しましたが、次は大ボトルを!と意気込んでいます。






グランフロント大阪 クリスマステーブルコーディネート展

2013-12-11 | おすすめ情報
クリスマスも近づき、街も賑やかになってきました。
素敵なイベントがあるのでご紹介します。

クリスマステーブルコーディネート展 Sparkling Christmas!
■期間 2013年12月14日(土)~25日(水)
■場所 グランフロント大阪北館5F HDC大阪内ショップ・ショールーム
    <カリテスタイル、ウッドワンプラザ大阪、トクラス、タカラ大阪、スキャンティーク、ジャストカーテン>
■主催 NPO法人食空間コーディネート協会 近畿支部

上記6ヶ所のショップ・ショールームにてテーブルコーディネートがを展示されます。
2013年10月に行われたテーブルコーディネートコンテストin神戸にて
上位に入賞された方のコーディネートも展示され、
E-styleからは「優秀賞」を受賞された高橋順子さんが展示されます。
5Fのスキャンティークです。

受賞作品


グランフロント大阪北館5F スキャンティーク
このお店にあった、クリスマスコーディネートがディスプレイ展示されます。
楽しみですね~ ぜひお出かけください。


高橋順子さんのご紹介
心と体にやさしい料理教室「MOM’S COOKING マムズクッキング」を主宰され
ジュニア野菜ソムリエの資格、E-style ベーシッククラスデュプロマも取得されています。
<マムズキッチンのコンセプト>
旬の食材を使い、和洋中韓の中から家庭でできるおもてなし料理を提案いたします。
四季折々のテーブルコーディネートでお迎えいたします。
■レッスン  月1回、AM11時より(3時間程度)、女性限定
■レッスン費 ¥5,000(材料費込) 体験価格¥4,000
■アクセス  阪急吹田駅徒歩5分、JR吹田駅徒歩10分
■連絡先   momzcooking2012@yahoo.co.jp

ご興味のある方はぜひ高橋さんにコンタクトを取ってみてください。



明日香歴史ロマン散策 最終編

2013-12-10 | 旅行
いよいよ、明日香の旅のレポートも最終回です。
やはり『食』に関してのお話にします。

まず、最後に訪れた談山神社で行われるお祭りのお話。
春と秋に開催される「けまり祭」は有名ですが、『嘉吉祭(かきつさい)』ってご存知ですか?
毎年10月第2日曜日に開催されるお祭りで、
戦乱の足利時代に御神体を飛鳥橘寺に遷座し、
3年後に帰座したことを喜んだ人々が秋の収穫物を整えて供えた神饌を
「百味の御食」というそうです。



「芸術的」と形容される談山神社の特別な神饌「百味(ひゃくみ)の御食(おんじき)」。
古くは200種近くあったとされる御食の食材だが、現在はギンナン、ブドウガキ、
サトイモ、ピーマン、クリ、ナス、リンゴ、スダチなど35種ほどになっている。



ミョウガの葉をまとめた芯にクシで刺して神饌として形作られていくが、
上部にふくらみをつけるのが特徴。

「和稲(にぎしね)」は、赤、青、黄の食用紅で染めた米粒が、
1周42粒70段にわたって米のりで心棒に張り付けられます。
お米は漫然と張られているのではなく、
「卍」型や「△」型、ひし形などが連続する文様を美しくデザイン。
なんて緻密な作業、昔の人の思いが伝わります。


そして、別の博物館の展示物で飛鳥の時代の人が食べていたであろう
食事の模型写真を撮ってきましたのでご覧ください。

<貴族の食事>
材料豊富でとくに宴会の食事は大変豪華。
真鯛、鮑のウニあえ、鮎、古代のチーズともいえる蘇、心太(かんてん)
そしてデザートの果物なども膳に並んでいる。
山海の珍味だが、栄養の過剰摂取で成人病に悩むことも多かったろう。
【メニュー】
主食  白米
副食  わかめの汁、鮎の煮つけ ゆでたせりつき、鯛のあえもの、鮑のうにあえ
    心太(酢じょう油)、枝豆、瓜の糟漬、しょうがの酢漬
飲料  清酒(きよざけ)
デザート 蘇(チーズ)、果物(くるみ、うめ、びわ)
調味料 酢、塩



<下級役人の食事>
玄米の主食に煮魚やなますがつくことがある。
酒は糟酒だが楽しみの一つ。
宮内からは、給食や宴会に使った土師器・須恵器の食器が大量に見つかっている。
【メニュー】
主食  玄米
副食  青菜(あさつき)のみそ汁、いわしの煮つけ、かぶの酢の物、きゅうりの塩漬
酒   糟湯酒
調味料 塩



<庶民の食事>
都での労役に地方から藤原京へ駆り出された農民たちの食事は、
玄米に塩、それに湯がいた青菜や山菜がつく程度の貧しいものだった。
栄養失調で行き倒れる人も多かった。単身赴任。
経費は出身した村の負担。
【メニュー】
主食  玄米
副食  あらめの汁、ゆでたのびる
調味料 塩



とても充実した「一泊二日 明日香歴史ロマンの旅」でした。
ご案内くださったMさん、本当に有難うございました。

ちなみにMさんが名誉会長をされている
<景観ボランティア明日香>の活動などは
こちらをご覧くださいませ。






明日香歴史ロマン散策 vol.4

2013-12-08 | 旅行
明日香2日目は、奥飛鳥ドライブからスタートです。

飛び石
万葉集にも詠まれた、飛鳥川の石橋。
万葉歌人には、この橋を渡ることが逢引きを意味したり、
恋人との距離感を示す例えに用いられたりと、たくさんの歌に登場しています。


勧請綱
飛鳥川上流部に男綱、さらに上流に女綱が架かり、
飛鳥川をまたいで注連縄が架けられている。
村の入口にあって悪疫の入り込まぬよう標を結うもので
正月には「御綱掛け」がとり行われ、張り替えられる。
男綱は神式、女綱は仏式でなされるのも興味深い。


橘寺
聖徳太子生誕の地とされる。


天武持統天皇陵


高松塚古墳
石室に描かれた男女の群像図、四神図、星宿図などの極彩色の壁画が有名。


キトラ古墳
天文図などの壁画で知られる円墳。


談山神社
飛鳥・法興寺で行われた蹴鞠会(けまりえ)で出会った中大兄皇子(後の天智天皇)と
中臣鎌足(後の藤原鎌足)が、藤の花の盛りの頃、この神社本殿裏山で
秘密の談合をしたそうな…(急に日本昔話調)
談合をした山で「談山(たんざん)神社」です。なるほど!

紅葉で有名ですが、1週間ほど遅かったようです。






次回はラスト編。。。 食に関してのレポです。

明日香歴史ロマン散策 vol.3

2013-12-05 | Weblog
一日目の夕方、宿泊先の祝戸荘に到着です。
実はこの旅行で楽しみにしていたのは「食」にまつわること、
この祝戸荘では「古代食」が食べられるんです。

万葉あすか葉盛御膳(古代食)
飛鳥時代の官廷人や高級官僚たちの食事を復元し
現代風に再現されたもので、その食材と雰囲気を楽しむものだそうです。
山海の珍味が揃い、鴨肉、ほたて、うになど
地方からの税として飛鳥に運ばれきたであろう贅沢な食材…
苦・酸・甘・辛・鹹(しおからい)の味付けがしっかりされた古代食。

酒 にごり酒


飯(いい)    赤米ごはん、黒米おにぎり
炙(あぶりもの) 鴨肉、あまごの塩焼き、茄子煮びたし鰹かけ
壺(あえもの)  炙り帆立貝柱の金山寺味噌あえ
膾(なます)   もずく、手長海老、柚子、ずいきの酢の物
煮(にもの)   とこ鮑、八幡巻、銀杏、戻し椎茸の甘煮
茹(ゆでもの)  高菜の胡麻油炒め、枝豆、里芋、山くらげの梅和え
菓子(かし)   蘇(古代のチーズ)、焼栗、山桃、白無花果、果物


羹(あつもの)  黒米麺、山菜、生姜、稚鮎の甘露煮


味付けは今風ですが、飛鳥時代の身分の高い人々が
こんな美味しく贅沢な食事をしていたなんて「万葉ロマン」ですね。
「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが
まさに「和食」のルーツここにあり! わたくしタイミング良すぎです(笑)



明日香ロマン歴史散策 vol.2

2013-12-04 | 旅行
さて、前回のブログで旅行一日目の様子をお話しましたが
せっかくなので「飛鳥」について勉強してきたことを書いてみますね。

まず「飛鳥」?「明日香」? どっちの表記が正しいのって思いますよね。

(明日香村のHP参照)
アスカの表記について、文献からみると
明日香、飛鳥、安宿、阿須賀、阿須可、安須可等色々の文字が用いられており、
地名、或いは川の名前としては、「明日香」及び「飛鳥」は最も頻繁に用いられている。
古事記、日本書紀では、主として飛鳥が用いられ、万葉集では、明日香と出てくる場合が多い。
アスカの地名としては「飛鳥」の字が一般的に定着しており、
昭和31年高市村、阪合村、飛鳥村の3村が合併して生まれた村名が「明日香」である。
明日香村は、現代的感覚で新しく造られた名前のように理解されている向きが多い。

ということだそうです。う~ん、よっく解らないですが(笑)
まぁ、深く考えずにいきましょう♪♪

さて、歴史的なことは
(東京学芸大 名誉教授 明日香村文化財顧問 木下正史氏のコラムより抜粋)
592年に推古天皇が即位し、710年に元明天皇が平城京に遷都するまでの約120年間
歴代の天皇は飛鳥とその周辺を中心に都を営みました。
様々な改革がなされ、8世紀初め、律令という法律を基に国を治める文明国家を作り上げます。
国号も「倭国」から「日本国」と名のりました。

6世紀中ごろに朝鮮半島の百済から伝えられた仏教がやがて国教となり、
政治制度や官僚組織、京と地方の国郡などの行政区画、
交通、通信網の整備、戸籍が作られ、納税制度が整います。
富本銭や和同開珎の発行など貨幣制度も始まり、
暦や漏刻(水時計)が作られ、勤務時間も作られる。

そして7世紀末には藤原京が誕生。
「古事記」「日本書紀」という歴史書の編集が始まり、「万葉集」という文学作品が生み出される。
隋唐などからの圧倒的な影響を受けながらも
伝統と融合をはかりつつ、独自の国の体制と文化を育んでいきます。
今日の日本の政治や社会、私たちの文化や生活習慣の重要な出発点が飛鳥の時代にあったのです。

なるほど、なるほど…
この年齢になって「社会科」のお勉強をするなんて…
わたくし、少しお利口になりました ♪
次回は1日目の夕食のお話です。