もうそんな季節なんですね。
梅雨のシーズンに入りました。
梅雨といえば紫陽花、こんなきれいな「紫陽花の和菓子」写真を見つけました。
ちょうど「和菓子再発見」というコラムも見つけましたのでご紹介します。
「菓子」の語源は果物や木の実の「果子」?
和菓子の期限は天然の果物や木の実を採って「果子」として食べていた古代に遡ります。
その後、木の実を加工する技術が生まれ、砕いてアク抜きをして丸めて加熱して「団子」が誕生。
稲作が普及すると「餅」が生まれます。
遣唐使が大陸に渡るようになると
米、麦、大豆、小豆などをこねたり、油で揚げたりした「唐菓子」が持ち込まれます。
鎌倉時代には、お茶が伝わり、喫茶の習慣が広がります。
そのお茶請けとして「点心」が発達、
その中に含まれる汁物の羊肉を具材とする羹(あつもの)がありました。
その頃の日本には獣肉食の習慣がなかったため、
麦や小豆の粉などで羊肉を象ったものを具材に代用、それが汁物から「羊羹」になったと言われています。
室町時代になると、カステラ、ボーロ、金平糖など南蛮菓子が持ち込まれます。
江戸時代に和菓子は大きく発展します。
庶民文化の広がりとともに、京都の京菓子、江戸の上菓子が競い合い
日本中の城下町や門前町でも独自の和菓子が誕生するようになります。
(お茶の井ケ田 冊子のコラムより抜粋)
なるほど…「羊羹」と書く意味がちょっと分かりました。
美味しいお茶と和菓子が食べたくなりました。