今年も辻調理師専門学校様より講義のご依頼を頂戴いたしました。
これで4年目となります。
今回は9:10-12:20の180分授業を2回、
1回の参加者は40名様、半数が男子学生、年齢も二十歳前後の若者たち、
大変多くの方に受講していただくこととなりました。
まずは講義からスタート。
食べるとは?、おいしいとは?から始まり、
8分類スタイル別カラー、おもてなしの心とは?
コーディネートに必要なアイテム(食器、クロス、カトラリー、フィギュアー)などなど
ほぼ1年分ぐらいの内容をギューと詰め込んでの講義です。
5人ずつ8グループに分かれて、コーディネートプランを練ります。
グループ毎にメニュープランも考えます。
休憩時間にはスタイル別8分類のパネルを熱心に写真撮影してくださってました。
さぁ、いよいよ実習の部屋に移動してコーディネートをします。
今年は去年の倍の8テーブル、食器もタップリとお持ちしました。
「準備をしながら、食卓を一緒に囲む人たちの笑顔を楽しみに
コーディネートしてみてくださいね。愉しんでほしいという気持ちはきっと伝わります」
さぁ、始まりました。プランを元にグループで相談しながら、アイテム、カラーを選んでいきます。
お花も大切なアイテムのひとつ。たくさんの中から自分たちのテーマにあった花をセレクトします。
40分ほどのコーディネート時間を経て
今年もとっても素敵なテーブルコーディネートが出来上がりました。
グループごとに、メニュー、おもてなしの心、工夫した点を発表していただきます。
力作がずらりと並びます。
春 お庭にテーブルを出して”おうちカフェ”(食卓を囲む人:20代の女性)
夏 涼を楽しむ夏の夕餉(食卓を囲む人:30代の夫婦)
秋 パパとママと一緒! Happy ハロウイン(食卓を囲む人:夫婦と7才、5才の子供)
冬 大人っぽいクリスマスパーティ(食卓を囲む人:20代男女)
いかがでしょうか?
短時間でギューと詰め込んだ講義でしたが、
さすがに若い感性ですね。柔軟な思考回路と好奇心にあふれた素直な心で
楽しく、素敵なテーブルコーディネートを作ってくださいました。
グループ毎の発表の後には、それぞれのコーディネートについて
私から一言ずつ、感じたことを述べさせてもらいました。
とてもよかったところ、おもてなしの心があふれていたところ、感心したところなど…
どのテーブルも、食卓を囲む人達にはきっと笑顔があふれていると思います。
愉しんでほしいという気持ちはきっと伝わります。
おいしいお料理を作ることを一生懸命習われている調理師学校の生徒さん達に
180分の講義でお伝えしたかったことは
おいしいお料理にさらにプラス「おもてなしの心」が加われば、
「ココロもカラダもおいしいお料理」になりますよということです。
おもてなしの心は料理をおいしくするスパイス!
そして最後は
私がテーブルコーディネートをする時に一番大切にしている言葉で締めくくらせていただきました。
今年もE-style テクニカルクラス、卒業生の方にアシスタントをして頂いたお蔭で
無事に辻調様のお仕事を終えることが出来ました。
皆さんにお力を貸して頂いてこそ、出来ることだと本当に感謝しています。
お手伝いくださった皆様、本当にありがとうございました。