今年はいつもの年以上に「ひと足お先に…」という感じで
桜を愉しませてもらっています。
今日は「美味しいものに目がない」方達をお誘いして
地上110mで会席料理を楽しみました。
ガラス越しの夜景が素晴らしくて、まさしく天空の楽園。
お店にお願いして「桜のアレンジ」をテーブルに置かせてもらいました。
この時期にぴったりな「夜桜花見会席」を注文。
オリジナルカクテルで乾杯。
<先附>銀蛸と田芹 独活の重ね盛り 土佐酢ゼリー 辛子黄身酢 花びら
とっても柔らかい蛸、飯蛸なので頭も独特の触感でおいしい~。
<椀物>
うすい胡麻豆腐と蛤の葛打ち わかめのすり流し わらび 花びら人参 大根
うっすらとわかめの味がする出汁、トロリとしたうすいエンドウの胡麻豆腐
絶妙な塩梅に今日のお料理への期待が高まります。
<向附>
季節の鮮魚三種盛り(さより、海老等)山葵 刻み昆布 土佐醤油
お刺身は得意ではないのですが、最近はいい魚の時には食べてみるようにしています。
白身の魚に刻み昆布を巻いて頂くと磯の香りが口の中に広がります。
<八寸>
夜桜のぼんぼり 桜レモン釜と猪口盛り(のれそれ,クリームチーズと麩,鴨など)
運ばれてきた瞬間に「キャーワァー」と歓声があがった一皿。
左奥の灯りは、竹の器にろうそくを立てて、
大根の桂剥きでぐるりと囲んだ「夜桜のぼんぼり」。
<焼物>
あぶらめの木の芽焼き ふきのとうの田楽
この真っ赤なお皿、お気に入りです。
ふきのとうの苦味が春を感じさせてくれます。
<強肴>
一寸豆と海老の挟み揚げ 春野菜のおかき揚げ
「ワザあり」の一品ですね~。春野菜はこごみ。
「春」がいっぱい散りばめられています。
<焚合>
生うにと筍の玉締め 小仕立て すっぽんのせせりと銀餡掛け
最初に献立を見たときからワクワクしていたコラーゲンたっぷりの一品。
1人ずつ小鍋に入って、下のコンロには炭がいこってました。
すっごく美味しくって、ずっとずっと食べていたい味。
ウニはちょっと苦手だったけど、すっぽんは「超~ウエルカム」!
アツアツをいただきました。
<食事>
春のひな寿司 花びらの甘酢漬
赤酢か黒酢が使われているのかなとみんなで話していたけど
とってもいいお酢加減でした。
<水物>
今月のデザート-杏仁豆腐 紅茶のジュレ
柔らか杏仁に、酸味のある紅茶のジュレは意外な組み合わせ。
「杏仁豆腐」は中華料理のデザートだけではなく、
「日本料理の水物」になるぐらい、浸透したデザートになったね。
とみんなで話していました。なるほど…。。。
自分へのご褒美が最近多すぎるのですが
季節を感じる心と、ホテルマンのおもてなしの心など
学ぶことが多いリーガロイヤルホテルのレストランやバー。
E-styleのレッスンに活かせればと思っています。
ご馳走さまでした。心までたっぷりの贅沢をさせてもらいました。