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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

さあ仕事だ

2010年11月15日 08時46分08秒 | 思考試行
具体的にやること。それが仕事である。人間食わないと生きてはいけない。理屈だけでは、駄目で、そこには、実際の行動が、伴わなければならない。

アフガンの水路作りをした中村哲さんの話は、具体的である。ノーベル平和賞は、オバマではなく中村さんにと、思う。

戦争、武器では、アフガンは立ち直れない。そんなことは、はっきりしている。あたりまえのことが、あたりまえとならない。悲しい現実。

なにをしていくか。具体的な仕事をしていくしかない。都市部に住むと、この本質を見失う。歯車となって、自分が何をしているのか、見えなくなる。

自分が、何をしたいのか。それさえ把握できないで生きている。

それが、実態。だが、とりあえずは、今やるべきことをやる。それしかない。順位は、よく考えて決める。で、実行だ。次は、それが済んでからだ。

豊かさということ

2010年11月13日 22時13分25秒 | 思考試行
すばらしい家、だが、住む人がいない。広い家、だが、そんなに広くなくてもいい。いや、広すぎて、使いづらい。立派な柱、梁、見事な細工。だが、その必要はない。

過疎になりつつある田舎の風景。そんな知人の家で、ちょっとしたパーティーがあった。豊富な収穫物。だが、その処分に困る状態。

流通の問題ではある。たしかに、果実は、大小凸凹。だが、みんな勿論、食用として、有用である。ただ、豊富すぎる。

田舎の寂しさ。悲哀。あることの悲しささえ、感じる。処分に困るほどの果実を貰って、今、当惑さえ感ずる。豊かさの恐怖と言ってもよい。

この収穫のために、農家は、忙しく、この一年を過ごしてきた。その成果は、いかほどのものだろうか。現金収入としては、たいしたことはないだろう。落ち着いて、考えてみれば、もう少し、チャント考えなければならなかった。

お礼が少なすぎたことに、帰ってから気付いている。好意に甘えすぎた。

環境の整備に、どれほどの労力がかかるか。収穫までの労力の積み重ね。このことを、理解して今後の生活を思い返してみたい。

システムとしての問題もありそうだ。

世の中どういう方向へいくのか

2010年11月12日 10時48分54秒 | 思考試行
中国や、ロシアのやり口をみていると、なんとガラの悪いことよ、と思わされる。ひょっとすると、相手側もそう思っているのかもしれないが。

公平にみて、(何が公平かは難しいが)少なくとも日本の側に問題があるとは思えない。しかるにこの騒ぎである。自民党の目茶苦茶な反応。混乱を、政権奪取のタネにしようと躍起である。そこには、国民のことは、念頭にはない。

自民党は、弱腰といい、強硬な手段をなぜとらないんだ、と息巻く。果たして、そのようにするのが、あの理屈の通らない国に対して、とる政策としていいのだろうか、と思う。多くの混乱、暴動、・・・、そういうことがミエミエの国。さっそくフジタの社員が、ロクな理由もなく逮捕される。

これが、現代の中国の世界である。ビルが林立し、外貨を溜め込み、貧富の差がひろがる国。日本の10倍以上の人口、国土。拡張主義。

金儲けが第一の価値観が、齎す害悪。このまま行けば、まちがいなく、人類の未来は滅びる。まあ、滅びればいいのかもしれない。そのタネが、自分でないように、日々、行動の点検が必要である。みんなしっかりしようぜ!

海保の責任問題?

2010年11月11日 10時39分39秒 | 思考試行
例によって、石原トッチャンボッチャンが、責任問題を言い出した。大臣、仙谷、馬渕氏の責任を問うと言う。馬鹿か、こんなことで、一々責任とっていたら仕事なんて出来ない。海保の長官の責任は免れないと、いう声もあるが、それもおかしい。

組織の緩み、ということではない。この時代、情報の流れは、むかしとは違う。蓋をするのは、できない時代である。問題は中味である。犯罪の意味も、変わってきた。そこに、どういう害悪があるかである。

時代は変わっているのである。とんでもない情報は、他にも、充分自由に流れている。これは、留めることはできない。そういう道具を、人類は手にしているのである。

その実態から、本当のモラルが考えられなければならない。尖閣のビデオは、もはや何の意味もない。これ位のことで、騒ぎまくるのは、まことに滑稽である。本当に、自民党のセンスは悪い。話にならない。ここまで、低劣とは思わなかった。

それに、新聞の論調である。国民目線というのは、お互いのことである。すべて、お互いを思う気持ちがなければ、世の中おかしくなるのは、あたりまえである。そんな簡単なことを知らない、優等生たちにはあきれまくるしかない。

ただの覗き趣味であってはいけないし、どうしたら、世の中が良くなるのか、この視点がなければ、どんな記事も魅力はない。久しぶりに、朝日にしたけれども、記者にそういう思いがあるのか、編集者のそういう気持ちがあるのか、いささか、疑わしい。記事に深みがないのである。ちょっと心無い連中が多すぎる。

公明党が民主へすりよる

2010年11月10日 10時28分05秒 | 思考試行
公明党は、政権政党へとすりよるだろう、舵を切るだろうとは言われていた。それがいい場合と悪い場合がある。

民主の方向は、基本的には、これしかないという現状にある。日本の今までの、マヤカシを明らかにする意味でも、政権交代の意味があったと思うし、これを継続させるためと、ムチャクチャな自民党の動きを止めるために、公明党の「すりより」傾向は、いいことだと思う。

ただし、公明党には、警戒が必要である。彼らは、常に主流派にいようとする。池田創立者を守ろうとしているのかもしれない。竹入、矢野氏らの処遇をみても、いかに恐ろしい集団であるかを知っておかなければならない。

官僚主導を、政治主導に変えるためには、官僚機構に匹敵する「機構」がなければならない。たとえば、共産党が、政権をとる為には、具体的にどうやっていくかの、計画がなければならないし、現状把握ができていなければならない。官僚組織と同様のシンクタンクなり、力量が必要である。

過去からの経緯、今後の展望、国際的な摩擦に対する方策、現実的な力量が、国民の生活の中で生きていなければならない。単純に、選挙で多数を獲得したというだけでは、すぐに潰されてしまう。国民の間に実際の力量が、蓄えられていなければならない。

強固な土台がなければ、あわてて政権をとっても、混乱を招くだけである。現状派悪、問題点の解決策、実際の力量なくしては、政権をとるべきではないのである。

民主は、今、そのプロセスにある。官僚組織に対抗できるシステムがないところから、スタートしたために、揺さぶりを陰に陽にかけられ続けている。

頭のいい、菅内閣なればこそ、イジワル、目茶苦茶質問にも耐えているが、これは、拷問に等しい。政治家になって欲しくないと思われる資質を、フンダンにもっている自民党議員の体質を明かにし、また、日本のキッタナイ支配構造を、オモテもウラも、明かにして、如何に国民の目に、ふれさせるかである。

対象は、自民党だけではない。マスコミテレビに登場するコメンテーター、新聞、タレント、みんな対象である。その醜い姿を、今こそ、暴く機会である。どこまで、徹底的にやるか、それができなければ、日本の未来はまことに危うい。

その中で、その過程で「良心部分」を明かにしていくのである。


話にならない中国、ロシア、自民党棚橋クン

2010年11月09日 07時56分20秒 | 思考試行
昨日の棚橋議員の質問をみていて、準備不足からか、同じことを「なんども聞く」とんでもないものを見せられた。これに答える菅さんも大変だが、見せられるほうもたまったものではない。

このしつこさ、意味のないことを、繰り返して、挑発する。イジワルというのは、こういう人のことを言うのだ。これが、東大法学部?弁護士?元官僚?

なるほど、こういうヤカラは、自分達のためには、工夫の限りをつくして、いいようにするだろう。普通の人は、これは、付き合える相手ではない。これが、諸悪の根源の人間の姿である。

菅政権が、どんなに誠意を尽くそうが、そんなの関係ない。自民党の戦略は固まったのかもしれない。簡単で、馬鹿げた戦略である。真に勝利できるやり方ではない。王道ではない。

ここで、真に、国民生活に目を向けることができるならば、自民党も変わる可能性があるだろう。だが、昨日の棚橋クンの質問ぶりが、肯定されるようならば、その可能性はゼロだ。

あんな質問ぶりで、どうして懲罰の対象にならないのであろうか。それも不思議である。共産党の議員が、あんな質問をしたら、間違いなく懲罰になるだろう。

中国の国情、ロシアのやり口、みんないろいろ事情がある。まともにやりあえば、戦争も辞さないということになりかねない、やり方である。こういう相手には、「ヤナギ腰」でいくしかない。

バカを相手に、菅さんは、本当に苦労する。よく、我慢してくれている。これは、得がたい人物である。信頼できる。真面目である。まさに、棚橋クンの対極にある人である。そういえば、民主党の閣僚をみていると、みんな、真面目そうである。

むかしの自民党の内閣であれば、官僚マルナゲで、誰でも大臣ができた。難しい問題なので、官僚に答えてもらうという大臣もいた。実質は、官僚の支配下で政治家が動いていたのだから、それは、楽チンである。

民主は、違う。よくできると思う。官僚の陰に陽にある抵抗、マスコミの悪意、評論家の包囲、それでも、国民サイドからみれば、みんなミエミエである。

誰が、ヘンで、誰がまともか、正体が解る時代になった。さて、どうなるのか、日本国民しっかりセーヨ!

東大法学部て本当頭がいいのか

2010年11月08日 17時06分17秒 | 思考試行
今日の国会の、自民党棚橋議員の質問を聞いて、このシツコサには参る。こんな議員が、通産官僚であったこと、弁護士であること、東大法学部卒なのだ。

なんだ、東大法学部なんて良い様に思っていたが、やはり、とんでもないヤツもいるのだと実感した。彼のホームページをみると、ウソ丸出し、いい加減な代物である。真面目な政策を打ち出しているわけではない。ホンネを話しているとはとても思えない。

経歴を誇り、それだけでできている。あれだけ、しょうもない質問を繰り返して、揚げ足をとろうとする。イジワルというのは、悪いのである。悪の典型。

よくもこんな議員がいるなあ。まったく驚く。どういう育ちかたをしたのだろうか。実生活はどんな具合なのだろうか。

どんな生活をしているのだろうか。

補正予算の扱いにみる自民党の正体

2010年11月08日 07時11分29秒 | 思考試行
予想通り、自民党は、国民生活無視の行動に出そうだ。まことに、嘆かわしい。ここで、しっかりと、国民目線にたって、生活を守るための行動にでるならば、支持はきっと得られるのに、そういう姿勢は見えない。国民はへんな政争など見たくもないが、補正予算を取引材料にして、イチャモンをつける、まず、そのようにするだろう。

肝心なことを、きちんとやるところに、支持が集まるはずである。野党になれば、きっちりと与党をチェックすることは当然必要であるが、それだけでなく、国民の生活に思いをいたし、政権を補完する提案をしなくてはならない。自民党は、憲法を変えて、「普通の国」になりたがっている。こんな政党にそのようなことは、望むべくもないが、今は、その正体をさらしてくれるのもいいことかもしれない。

自民党の政策は、アメリカの戦争にまきこまれかねない危険な方向を持つ。現憲法の、平和精神などは、彼らは、大嫌いだから、彼等の動向には、監視が必要である。かれらは、混乱を持ち込むことを、主眼にしている。反国民の姿勢が、明らかである。これが、本質、正体である。マスコミも、旧政権の恩恵をうけて、甘い汁をすってきた。その「恩返し」が行なわれている。

議論を通じて、国民のためにの姿勢が示されなければ、政治なんて何のためにやっているのか、と言いたい。自分の名誉欲、権力欲、のために政治家になったのだとすれば、こんな政治家を選んだ国民の責任ではあるが、政治家当事者が、真にその役割を考えるならば、とるべき行動は、決まってくるはずである。よくよく監視しよう。

橋田ドラマの魅力

2010年11月07日 12時06分55秒 | 思考試行
アメリカに移民した日系家族の物語が、今夜最終回となる。当初は、テレビの音声だけを聞いていた。妻がテレビをみていたのを、聞いていたのである。

二回目だったか、小生も見始めた。そこではまってしまった。長い台詞が有名で、「ワタオニ」は、素通りしていた。チラッとみても、いつもペラペラしゃっべっているなあという印象しかなかったのだ。

テーマとか、物語の内容がなんとなく想像できるし、左程見たいとも思わなかったのである。食わず嫌いであった。

ところが、見始めて思ったのは、判りやすいということ、通常なら、口にしないことを、みんな喋っている。思ったことを、話していることである。多分こう思っているだろうなあ、とか、内心はどうだ、というのをすべて話してくれるのだ。

日常生活では、少し有り得ない風景であるが、感情の流れというのは、自然であり、黙っていても解るというより、チャント話すほうがいいに決まっている、と作者は意図しているのではないかと思う。

解ってもらえるはずではなく、思いをチャント伝えることの大事さを教えて貰っている。なにもカッコなんかつける必要はない。その思いが、伝われば誤解がない。「眼からうろこがとれた」感じがする。

最近は、なんでも話す方向を考えている。慮って、言わないほうがいい場合も当然ある。しかし、基本は、話す方向である。その方がいいと思い始めた。黙っていると、解らないのである。

ドラマの流れは、自然であり、違和感はない。違うのは、説明が充分にされていることである。そこに、橋田ドラマの魅力があると思っている。

菅政権はよくやっている

2010年11月06日 08時31分55秒 | 思考試行
次々と、問題が起こる。その都度、何かといえば、責任、責任と騒ぐ自民党。結局、補正予算の日程にもケチをつけ始めた。

自民党は、国民のことなど、一つも考えていない。

尖閣にしても、北方領土へのロシア大統領の訪問にしても、相手がやることであり、内閣の責任などでは、当然ない。

ビデオの公開、流失についても、人間社会のなかで、技術が進んでいる現代、何の不思議もない現象である。こんなことに、危機管理云々というのは、タメにする議論である。

菅首相以下、現内閣はよくやっている。官僚のサボタージュもあるし、自民党筋の悪意ある報道、公平でないマスコミの報道内容、問題のある連中の抵抗の強いなかで、大したものである。

いま、力関係がどちらへ行くのか、引っ張り合いの、最中である。自民党が、何をしてきたのか、本当に弱者の味方だったのか。どんな仕打ちをして来たのか。それは、今も、キズとして残っており、簡単に修復できるようなものではない。

官僚達が、自分達のショウエキを追求するあまりに、多くの犠牲を国民に押し付けてきた。それに対抗して、民主政権は、奮闘してきている。苦しい戦いが続くが、方向としては、チャントしている。



何かに打ちこむ

2010年11月04日 09時53分24秒 | 思考試行
本当に打ちこむことができることを持てたら、それだけで、人生成功といえるのではないか。それを探すことが、大きな仕事であると思う。それは、仕事であってもいいし、趣味でも良い。それが、人の役に立てるものであれば、なお、すばらしい。

趣味であっても、その世界には、いろんな広がりがでてくる。そこだけでは、終わらない。生きることができるためには、最低限の条件がクリヤできれば、あとは、この生きがいである。

最低限の条件をクリヤするためには、国は、積極的な対策を講じなければならない。今のような悲惨な状況では、直ちに手を打たなければならないことがある。ホームレスの人を黙視しているようでは、何も語る資格はない。就職できない若者達への手立ても必要である。具体的な政策が必要である。

生活の糧や、住居などの最低限の条件は、なにより優先的に、確保することを、実施しなければならない。そこは、国の仕事である。そういう部署が本当にあるのだろうか。たとえば、警察、労基署、消防署、市役所、自治体など現実に生活に直結する部署には、そういう仕事と連結させることとする。

対処できる方策、手段を明確にする。生活に関して、基本的なことができれば、犯罪など起こりようもない。病気も減るだろう。猶予期間も必要である。直ちに着手してもらいたいものである。そのための税金なら、だれもが、反対しないだろう。

道に迷う

2010年11月03日 08時45分02秒 | 思考試行
知らない土地で、道に迷った。おかげで、新しい風景をみることになる。イメージが変わる。考えていた風景ではない。簡単に思っていたコースは存在せず、結局は、訪問先の援助を受けつつ、目的地についたのは、約束より、2時間も遅れた。

短いルートと思えたところが、交通量が多く、信号待ちがあり、踏み切りがなかなか開かなかった。思わぬところで、有名な寺院や、史跡に出会った。世界が広がった感じがある。そこが、目的地ではないから、単に、地図上で目印となるだけであったが、頼りにできる存在である。

自分の位置が、それでわかる。地名では、地図に表われず、確たることが判明しないのである。失敗の原因は、事前の準備が、ほとんどなされていなかったことにある。そこは、何度も訪問しており、取っ掛かりは、簡単なはずであった。

ところが、その取っ掛かりを忘れてしまっていた。目的地近くは、同じような家屋があり、いつも、探しまわることになるのだが、大筋には、何の問題もないと思っていた。まったく迷ったことはなかった。そこに、大きな落とし穴があった。

帰宅後、地図で確認しようとするが、かつて、どのようにして、スムースにいけたのか、どうしても判らない。実際、走行中は、見覚えある風景と、知らない風景とが、混在していた。道路が新しく付いていたようでもある。住宅地集合地区に入り込むと、そこは、グルグルまわりの迷路であり、目的地にたどりつくことはない。そんなところに入り込んだりした。

対策としては、ナビを買わなくては、という結論になったが、実は、能力的な問題もあるのかも知れない。こんなはずでは、なかった、という事象の始まりとして、認識しなくてはならない。いつまでも若くはないのである。しかし、まだまだ負けるつもりはない。こういう事態を受けて、それを克服するワザを身につけていくつもりである。


自民党は今こそ保守の理想を語れ

2010年11月02日 08時28分16秒 | 思考試行
資本主義が、本当に最終の制度かどうかは、判らないが、そこには、理想があり、あるべき考えがあるはずである。まさか、弱者を食い散らすことによって、利益を得るというのが理想ではあるまい。

であるならば、ネジレ状態の今は、現実的に政治に影響を与えるのは、野党の力が大変大きい。なんでもかんでも自民党が、反対すれば、折角、政権交代したばかりの民主は、正論を吐くしかなく、自民党の理不尽をなじるほかなくなる。

そして、その混乱の被害者は、弱者となる。争いの当事者は、その思惑で動いていれば、自分達の生活の心配はないのであるから、これは、遊びの範疇をでない。ゲーム感覚で、できる。

それを継続するならば、だれも、政治には期待できなくなる。あたらしい政治の担い手を探す気力も失せるだろう。積み上げてきたものは、砂上の楼閣の如く、崩れ去るほかない。

そこで、自民党が、建設的な政策をだし、ビジョンを語らなければ、現実の政治は、どこへもいけないことを知るべきである。今のような、国会論戦を聞いていると、民主党の支持者のみならず、気分が悪くなる。

いじわる小僧、爺さんの毒舌、犯罪者を扱うような下品極まる態度、誰が、こんな政党に政治をまかせられると思うのか。まことに、センスが悪い。

本当の保守としての理想、主張があるのならば、いまこそそれを展開しなくてはならない。弱者についても、切り捨てるわけには、いかないだろう。共生できる制度でなければ、世の中進まないのは明らかである。

野党に下った今こそ、現実に対応する積極的な政治参加をしなければならない。尖閣のビデオをみて、その状況は、共通の認識だったようだ。中国漁船の振る舞いについて、意見の相違はない。ところが、それでどうするか、となると、現実的な中国の実態を踏まえた対応がかんがえられなければならないところ、いたずらに、対極的な考えを、威勢よく述べるだけである。そこには、反対を言ってみる、という思慮の浅さを露呈している。

真面目に考えるならば、そのような方法を、自民党が政権にあったとしたら、取るだろうか。あまりに、無責任な発言である。弱腰であるとか、悪口を言うだけではない、クレバーな政党になってほしいものだ。小泉ジュニアの三白眼に頼っているようでは、お粗末にすぎる。

自民党は、下品にすぎる

2010年11月01日 10時26分47秒 | 思考試行
政権交代以降、民主党は、よくやってきたと思う。小沢氏という、いわば自民党的体質を色濃く持つ有力議員を抱えながら、内部的な矛盾を克服して、とにかく仕事を続けてきている。それでも、残念ながら、具体的な成果は、顕著とはいえない実態にある。景気であるとか、国民生活が、みるみる変わるという状況にはないからだ。

それでも、公開の姿勢は、すばらしい。マスコミに公開する態度は、一貫している。政治がよくみえるように、理解できるようになってきた。

とりわけ、事業仕分けなど、従来、まったく聖域となっていた分野に入ったことは、まことに大きい。相当なクサビが、官僚主導政治に入った。本当に、国民サイドに立った政策の実現が図られなければならない。

ところが、自民党は、審議を真剣にやろうという姿勢にはない。非難、悪口、揚げ足とり、非礼きわまる口調で、聞くに耐えない。頭のなかには、とにかく、混乱に持ち込み解散をすることだけが、あるようだ。なにもかも官僚にマルナゲしていた実態が明らかとなってきている。自分で、主導的に、政策を語る力量がないのだろう。

政策に立ち入り、議論する姿勢がないのである。言い換えれば、どうすればいいのか、どうするべきか、の議論がない。ただ単に、文句をつけるだけ、口汚くののしり、あたかも犯罪者を相手にするような言い方、これは、内容がないだけではなく、根本的な欠陥体質を示している。

さすが、国民に選ばれた、選良の議論であると思わせるものにしてほしいものだ。日常生活でも見ることがないような、自民党議員の、下品な顔つき、口のきき方は、とても、国民に選ばれた議員のものではないことを指摘したい。