愛することは難しい。・・・共生にむけて

愛すると言うことは、誰にもできそうであるが、というより、そうなっていた、と言う場合もあるかもしれない。

しかし、それはかなり難しいことであることが分かるようになってきた。というのは、幼児時代から、その育てられ方によって、ひどい人格障害がおこったりするケースがあったり、必ずしも貧困だけの問題でなかったりするし、人は簡単には、愛するという行為をできない状況がありうることが分かってきた。

しかも、風俗、習慣が違えば、多様な価値観がある。それらが、うまく共生していくためには、多くの工夫、研究が必須なのはいうまでもない。まずは、見聞を広げることであろうし、お互いが知り合うことだろう。

その意味で、国益を公然と主張することは、恥ずかしいことに思える。そういうことでは、この厳しい国際社会を生きていけないのかもしれない。だが、お互いが国益を主張するばかりでは、なんの解決もえられないし、前進はない。その基本的姿勢において、共生が念頭になくてはならない。

相互に、事情を話し分かり合えるように、努力しないで、ことは進まないのである。