言い過ぎると醜い。言わないと、コケにされる。その塩梅が難しい。適切な表現というのは、時と所、相手の条件など、いろいろ考えられて発せられるのだろう。
条件無視で、自分の見解を述べ、主張することは、自身の至らない認識のこと、反省すべき点などが顕になることだから、それに対する反応は、自身でそれを知る契機となる。
なにも自分から発出しなければ、そうした反応はないから、わからないまま進行することとなる。波風を避け、事なかれ主義に陥るのだが、大部分の人が選択する道かもしれない。
そのへんでは、西洋とは違うかもしれない。かれらの教育では、自己主張をしないものは、無視されるか、愚か者として扱うようだ。何も言わない相手は、無視するのがいいとする文化は、わかり易い。
となれば、なんか言わないといけないし、言えば、黙って事なかれ主義を貫くというわけにはいかない。その方が、合理的であり、公平のような気がする。
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