コロナで職がなくなり、あるいは、商売がうまくいかなくなり、ローンが払えなくなり、家賃が払えずに、住むところを失った人々がいる。
テレビは、体系的にこの問題を取り上げているだろうか。羽鳥モーニングショーは、取り上げているだろうか。自宅にゴミを集めて、周囲に迷惑をかけている人びとがいる、こんな問題を取り上げているのを何度か見たが、ホームレスの人びとのことなど、取り上げているのかどうか。
NHKHどうだろうか。この問題をとりあげているだろうか。
正規雇用が減少し、非正規雇用が激増している。要するに、人件費の抑制であり、企業の都合のいい制度であって、低賃金だけでなく、首切りが簡単なことが歓迎されている。
こんな制度を広げて、国民の購買力を奪い、そのため企業は売り上げが伸びず、それがまた人件費の削減に向かう。企業は儲かっても、自分の懐にいれ、労働者にまわさない。労働者は苦しい状態に追い込まれ、社会は不景気のスパイラルから抜け出せない。
研究費をけずり、教育予算を減らし、将来の展望ももてないような財政政策、自由闊達な論議も行われず、政権は人事権を武器に、官僚のやる気を奪い、権力を握ったものの、無能力者たちは、どうしていいのかわからず、アタフタしている。
その視線がどこを向いているのか。弱者を何としても救い、社会を少しでも良くしようとする心があれば、問題の解決方法はすぐに見つかるだろうが、その心がない。
目が節穴で、自己中の狭い視野から政治をしているようでは、問題解決など望むべくもない。大金持ちが、なすべきことをなさず、問題意識ももたず、我が世の春を謳歌している。
貧乏人が、自己責任だ、と自分の立場をとらえ、思い込み、ただただ我慢をし続けている。こんな悲しい現実が、現在の日本の姿である。本気で日本を良くする活動を始めようではないか。まずは、困難な状態にある人々を具体的にケアする仕組みをキチンとすることである。
住宅を確保し、生活保護制度の利用をたやすくする、そのために、どこがどうすればいいのか、テレビなど、マスコミは現状を取材し、対策を考え、政権を動かす活動を活発にすべきである。
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