努力したからといって、必ず成果が得られるかどうかは解らない。だが、努力しなければ成功はありえない。
俳句についても、努力すれば句会で評価されるようになるかどうかは、解らない。だが、基本に忠実にコツコツと努力していれば、その成果はあらわれるもののようだ。
今日、体調の都合で句会を中座した家内の友人の方から、わざわざ電話があり、家内が句会で、相当な好成績を収めたと、知らせてくれた。
家内は、まだ帰宅していないが、句会でこんなふうに、多数の点を獲得することはほとんどない、ことらしい。
小生は、句会経験はないが、句会の様子を聞いても、結構複雑なシステムで理解したとは言い難い。17音の文字で、お互いの句を発表しあい、相互に評価しあうのだが、すばらしいしくみであることは理解している。
お互いが切磋琢磨して、人生に彩をもたらしている。家内の行動、活動ぶりを眺めていると明らかに家内の人生にすばらしい影響を与えている。
俳句は、まさに日本文化であり、短いからこその利点と、全部は言わずに、より深い世界を作り出すという文学が、昨今大人気をなっているのは、いいことだと思う。
人間関係を、風景を、自然の美しさを、なんでも対象とする。観察眼を養い、感動を求める。人生を変える要素に満ちている。鬱に苦しんでいた人が立ち直るきっかけになったという話もある。
小生も家内の影響を受けつつ、少しずつ作句をしているが、確かに、常に句材を探しているようになった。少しずつではあるが、気付きが増えてきているように思う。
自分だけで作っているだけでは、なかなか進歩は難しいようで、句会に参加して、他者の目にふれ、忌憚のない意見を聞くなかで、また、自分も意見を表明することで、お互いが成長していくようである。
それでも、小生は、まだ、句会に参加したいとは思えないのだが、ちょっと人見知り傾向があるようで、こうなると性格的な変革にもつながることかもしれない。
さて、家内がどんな様子で帰宅してくるか楽しみである。件の家内の友人の方は、拍手で迎えてあげてください、と言われていたが、さて、どのように迎えてやろうか。
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