ラグビーの俄かファンになってしまった。今や、日本国民は、熱狂といっていいほどの状況である。いろいろルールが変わっているらしいが、審判の判定が明確で、選手同士も潔く判定に従うので、みていて気持ちがいい。そして、ゲームがおわれば、ノーサイドで選手同士の交歓風景もすばらしい。
世界のトップクラスの激闘に、観客もすっかり魅了させられて、ものすごい人気である。そして、日本が3連勝とこれ以上ない好成績で、いうとこなしである。
それぞれの選手が何故、日本代表に加わったかの事情など報道されていて、かれらの日本に対する思いが伝わってくると、たまらないほど、国際交流のすばらしさを感じる。
各国の選手の特徴、国情などなど、ラグビーの世界大会は、多くの新しい情報をもたらしている。直接、体と体をぶつけるゲームだけに、うそのない真実を感じるのだろう。
いま、日本と韓国の関係が、険悪で、どうにもこうにも収拾がつかない。どこへ落ち着くのかはわからないが、ラグビーのような戦いにならないのが、歯がゆい。ルールがはっきりせず、これでは、どうにもこうにも解決のしようがない。
そういえば、韓国はラグビーをやらないのだろうか。ラグビー精神のような共通のものがあれば、もう少し、うまく両国の関係もほぐれるのではないかと思うのだが、「一度ぐらいの合意では・・・」などと公言する国の元首だから、これはとても簡単な話ではない。