空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

戦争と道理

2015年02月22日 11時22分20秒 | 思考試行

当事者には、それぞれ言い分があって、自分が間違っているとは思わないでいる。それで、どちらも引けないことになり、武器をもって殺し合いをするわけだ。

初めから、負けそうな相手には、従うほかなく、それで相手の言い分を認めて、おそらくは搾取、収奪されることになる。

それが不満なら、テロでもなんでも、となる。力の強い方が、弱者の味方となり、その身になって、事に当たることをしていれば、そこには、支配、被支配の関係ではない新たな人間的な世界が実現することとなる。

中国の支配者連中をみると、自らの子弟は、アメリカに留学させ、その財産は国外に保管しているという。中国から富裕層の連中が、大挙日本にきているが、マナーに問題ありとされている。

すべては、時代の変化のなかでの一場面にすぎないのかもしれない。まだまだ、人間社会はプロセスの段階であって、完成しているものではない。改善すべき点を、多くかかえながら、進んでいる最中なのである。

戦争のなかで、双方が自分の道理を主張するだけでは、結果的には、悲惨な事態を広げるばかりである。人間の叡智を結集して、紛争解決にあたってほしいものである。