空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ついに本音登場

2015年02月05日 14時23分57秒 | 思考試行

国民投票をしたい、ついに安倍首相は本音を言い出した。いよいよ本丸の憲法改悪である。これで、1人前の国家になれる。アメリカに伍して、世界の日本になるのだ。改憲派はそう考えている。

すでに、アンケートによると国会議員の大多数は、憲法を変えたがっている。それでなければ、いつまでたっても、各国になめられ、政治家たるもの、この状況には我慢がならないのだろう。

そして、軍隊を動かし、世界のなかで、本当の実力をみせてやる、というところだろう。だが、それでいいのだろうか。日本のような国は、世界では稀有な存在だと思う。

原爆を二回も落とされ、東京、大阪はじめ、全国各地の、無辜の民を無差別に殺戮された国である。どこかの国のように、首脳が人口以上の殺戮をうけたといって、騒いだりしないのである。

指導者が負けを認めるや、みんなそれを受け入れ粛々と戦勝国の言うとおり、自らの価値観をかえてきたのである。国として大転換を遂げたのである。こんな国は、そんなに多くはない。うまくいったと、アメリカは、その「勝利の教訓」に酔いしれて、ベトナム、イラク、イランどこでもそうなると思ってきたのではないだろうか。

軍事力で、価値観が変えられるのかどうか。恐怖政治で、国民の声を圧殺することは、可能であり、事実はそれを示している。だが、それが、人類の最終的にたどるべき道とは到底思えない。

それぞれが、人類の叡智を学び、より高度な文明を築いていくのが人間であるとするならば、軍事や恐怖を武器にして、あるべき人類社会を築くことは望むべくもない。ここは、日本が平和主義を貫徹して、世界のリーダーになっていく行動をとるほかない。まさに、その資格のある国なのである。