goo blog サービス終了のお知らせ 

世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

コミュニケーション教育

2010年07月28日 | 教育
一般的に今の人は、

コミュニケーション能力が不足しているといわれる。



人と人の関わりが希薄化していてるとも。


やはり、インターネットや携帯の普及が影響しているのだろうか。



劇作家で演出家である平田オリザ氏の講演会に行った。


「コミュニケーション教育に役立つ演劇ワークショップ」

という演題だ。



ボクは、かねがね小学校での活動の中で

英会話に演劇を取り入れたいと思っていた。



シュミレーションして、自分の意思を動きや体で表すことで、

よりスムーズに表現できると思ったからだ。


演劇的表現という。


「英会話ドラマ作り」 もその一環だ。



彼は、それを 「表現教育」 とよんだ。


国際化に伴い、

「Global communication skill」 をつけて

多様性の上に立った、多文化共生の考え方を身につける必要性も説く。



均質性を求めるあまり、ややもすれば鎖国化、孤立化する日本を救うのは、

自分の強みや売りを見極め、アイデアを振り絞り

「文化の自己決定能力」 を身につけることだ、と。



そのためには、科目という垣根を取り払い、

本物に触れさせることで、

総合的知恵をつけさせる教育が必要だ、という。





参加者には、学校の先生が多かったようだが、

意外な人との出会いもあった。



ニューヨークに留学し(現在一時帰国中) 演劇を勉強して、

日本で「英語劇」活動をしている人たちだ。



意外と身近にいるものだと思った。


また活動の輪が広がる。