世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

リスクヘッジ

2010年07月02日 | 仕事
相手国の商慣習については、

出来る限りの情報網を駆使してデータを集める。


当然のことだ。


ニュースソースは多いほうがいい。




予想した通り、

悲観論や否定的見解が多い。




何かを始めようとするとき、

周囲からは反対の声が多いのは、よくあることだ。


まるで何もしないことが、良いことのように。

リスクを冒さないこと、

チャレンジしないこと、

現状維持、

平穏無事が最も良いのだと。


事勿(なか)れ主義では、

文字通り、何も起こらないだろう。




少しでも前に進むためには、リスクは付き物だ。


そのリスクを冒してでも、前に進むための、

必要最低限のリスクヘッジは、


情報収集に基づいた、契約書だ。





ところが、

国によっては、

その、契約書の概念がない。


いわんや、

保証人や、金利といった概念もない。



個人レベルでは、なおさらだ。


そこから、得々と説明して、時間をかけ、


嫌がる相手をなだめつつ、やっとサインに至る。



だが、


それすら、いざとなったら、

単なる紙切れに過ぎなくなる可能性がある、という。



安心、安全は、

無い。