世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

スッポカシ?

2010年07月25日 | 人生
今まで、逮捕された犯罪者が二人、

夜逃げ、持ち逃げが二組いた。


以前、うちにいたスタッフや居候の話。




ときとして、うちのような施設は一種の駆け込み寺になりうる。


何らかの怪しい事情があるにせよ、受け入れざるを得ない。



いわくありげな人物でも、

こちらが真摯に対応すれば分かってもらえるという期待もある。




ボクは、彼女の言葉を信じて、

要件も途中で切り上げ、早目に帰った。


車の中で待っているかもしれないと思ったからだ。



だが、帰ってみると、誰もいなかった。

そして、

予定の時間になっても、彼女は現れなかった。


連絡もない。



ボクはにわかに心配になった。

だが、

どこかほかに受け入れてくれるところが見つかったのかもしれない、とも思った。


いや、

そう思うことにした。



正直、ホッとした。

また厄介者を背負込むことになりかねない、と思ったからだ。