デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

映画のハシゴ

2022-05-20 05:37:11 | デラシネ日誌
南部市場までウォーキング。お孫ちゃんが来ているので、担当の朝飯用に野菜を購入。浜空碑のところに遮断幕が張られていた。夜間の昆虫行動観察のため。夏が近づいているということか。

お孫ちゃんはいろいろ話すのだが、やはり慣れない自分は娘の通訳付でないとわからないことが多々ある。たまにちんぷんかんぷんなことを言うと妻や娘に叱られてしまう。そうでなくても人の話を聞いていない自分にとっては、かなりの至難の技かもしれない。
お孫ちゃんは庭で土いじり。そのあと散歩に行きたいと出かけるものの、途中電車を見て、怖くなって早々に帰ってくる。なかなかアーティスティクなところがあるようだ。
シネマリンで見たい映画を続けてみれるというのが、今日だけということがあり、日ノ出町まで。李さんの台所で、ビビンパを食べてから、映画館へ。最初は開催中のジョージア映画祭の中の一本。「結婚」「傘」「音楽家」という無声映画の三本立てと、この監督にオマージューを捧げた短編映画の4本だて。とても雰囲気のある印象に残る映画ばかりだった。とくに「傘」はどこからともなく現れる傘が、なんとも魅惑的だった。
続けてゴダールの「気狂いピエロ」。ピエロと女に呼ばれるたびに、俺はフェルナンデスだということが繰り返される、明らかにピエロは蔑称として使われている。そして冒頭のベラスケスについて主人公が浴槽で本を読むシーンの中でも宮廷道化がでてくるし、主人公の部屋に飾られているピカソの絵の中に、クラウンのもあった。かなり意識して道化が取りあげられている。最後の頭にダイナマイトを巻いて爆死するシーンは衝撃的。才気あふれる映画であった。明日のお孫ちゃんの朝飯用にメロンパンを購入してから帰宅。伊勢佐木町はかなりの人出だし、夕方の野毛近郊の飲み屋も人がいっぱい。街に人が戻ってきた、そんな感じがする。
夕食のシャケを、お孫ちゃんは器用にご飯の上にのせて食べる、お代わりも。昨日は上の娘のお孫ちゃんから比べると食がほそいかと思ったが、なかなかよく食べてました。
相当いろんなことをやらないといけないことに気づき、ちょっと焦りはじめている。まずはクラウンパレードについて号外を流し、「石巻学」の校正をがんばって22時までかけてやる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2022年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

バックナンバー