デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

水族館劇場キックオフ

2022-05-05 09:50:43 | デラシネ日誌
新聞にロシア政府が入国禁止者を発表、そのリストが出ていたのだが、なかなか面白い。政府の意向を受けた大使館が作成したのだろうが、安倍晋三が入っていなかったり、共産党の志位さんが入っていたり、文春編集長があるのに新潮編集長は入っていなかったり、何故かスポーツジャーナリストの二宮が入っていたり、遊んでつくっていたのではないのかという気さえする。安倍が入っていないということは、ロシア側が彼に来てもらいということなのではないか、なにせウラジーミルと呼び合う仲なんだから・・・。
妻と連れ立って東京の孫に会いに行く。駅近くで待ち合わせて、公園でのお散歩に付き合う。不機嫌、警戒心まるだし、さらには泣かれるということで、タイミングが悪かったというか、慣れないうちにお別れとあいなった。しかたがない、こちらの都合じゃなくては孫の都合が大事だもんな。
早々に引き上げ、妻と昼飯を食べ、自分は羽村へ向かう。
時間があったので、立川の駅構内の喫茶室で火野葦平の小説「ヨーロッパ」を読了。そのあと羽村に向かう。いままで羽村には二回来たが、行ったのは宗禅寺だけ。せっかくなので多摩川まで出てみる。
なかなかいいところだ、休みということもあって川辺で水遊びしている人やら、昼寝をしている人など、のんびりとした風景が広がる。

17時過ぎに宗禅寺駐車場の水族館の小屋へ。客席はできているが、舞台のセットはこれからだという。
17時半からまもなく開幕する水族館劇場の公演成功を期してのキックオフ集会。劇団員の他に出演者、関係者が集まる。宗禅寺の副住職さん、座長の桃山氏からの挨拶のあと住職さんの音頭で乾杯。ほんとうにホスピタリティーがあるお寺さんである、さまよい続けた水族館だが、いい人たちと出会えたとつくづく思う。
水族館らしいのは食事会では終わらず、公開稽古をしてくれたこと。
桃山氏がいまは自宅で台本執筆に専念ということで、稽古をつける暇がいままでなかったようで、できあがったところまで通しでやる。体調があまりよくないという桃山氏だが、稽古が始まると、いつもの調子でビシビシダメだしを入れる。劇団員も久々に怒号を聞いて、熱が入ってくる。桃山氏は台本を書くとき、おそらく役者の動きまで描いているのだろう、的確なダメだしに、役者の動きが生き生きしてくる。怒号をだしているうちに桃山氏がどんどん元気になるのがわかる。やはり芝居人なのだと思う。
今回の芝居、相当期待できる。阿国と現代を結びつけながら、河原者、バサラ、戦争、北への憧憬、いつもの桃山ワールドがびっちり詰め込まれている、楽しみだ。
20時過ぎ解散、車で駅まで送ってもらう。家には22時過ぎに帰着。今年は羽村に行くことが多くなると思う。この距離に慣れないと。
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