デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

マイナス50℃の世界

2008-12-28 23:39:04 | 買った本・読んだ本
書名 『マイナス50℃の世界』
著者 米原万里 出版社 清流出版  出版年 2007年

ヤクーツクから帰り、ネットでいろいろ検索していたら、米原万里さんが1984年に大黒屋光太夫の足跡を追ったTBSのドキュメンタリーの時に通訳として参加し、12月ヤクーツクを訪れたときのことを書いたエッセイをまとめた本が、幻の処女作として、大好きな出版社清流出版か去年出ていたということで、すぐに買い求めた。米原さんが本格的に作家としてデビューする前に書いたエッセイが中心になっているのだが、厳寒のヤクーツクの旅を実にいろいろな目線で見ているのに驚く。こっちがわずか3日間の訪問であったのに対して、米原さんたちは長期の滞在であったので、見えてくる世界は違うのかもしれないが、やはりその目のつけどころ、そして目線の深さは、凡人とは違う。短いエッセイ集で30分もあれば読み終えてしまえる本なのだが、私にとっては大事な一冊となった。
それにしてもレナ河を見なかったのは失敗だった。無理を言っても行くべきであった。万里さんはここで釣りに挑戦していたのに・・・・
満足度 ★★★


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コビト探し

2008-12-28 15:40:11 | お休み日記
今日は10キロジョギング。これで今月も100キロを走破したことになる。相変わらず部屋の整理、今日はDVDの整理。こうして整理しているうちに突然姿を消したものをぜひとも発見したいと思うのだが・・・。どこかにコビトがいるような気がしてならない。ひとりのコビトは発見したのだが。失せ物を探すどころか、突然腕時計がなくなる。これはやはりコビトのせい?あの時計はジョギングの時にしているやつで、やっと最近馴れてきたのに、それにデーターも入っているし、ちょっと暗い気持ちになる。洗面台の脇に隙間があるので、てっきりそこに落ちたもんだと踏んだ。定規で探っていると、まあいろいろ出てくる、歯ブラシ、習字の筆、歯間ブラシが出てくる出てくる、でも時計はかからず。諦めて窓拭き。夕食後何故かソファーの上に時計が。どこで外れてしまったのだろう。夕食後借りてきた三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」を四人で見る。相変わらず達者なコメディーをつくる。自ら不利な状況をつくりだし、それをどう乗り越えていくかという喜劇の文法に見事にかなった映画、最後のタイトルバックに市川昆に捧げるというテロップ。映画つくりの達人への立派なオマージュになっている。
原稿をブラッシュ、メールで送る。これでちょっと肩の荷がおりた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2008年12月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

バックナンバー