日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
サルトリイバラの花見っけ!!
近くの野山を散策してきました
林の縁に、サルトリイバラのつるが伸びて花を咲かせているのを見つけました
ついこの間までは、痛そうな棘ばかりのつるでしたが、いつの間にか葉が大きくなり、つぼみができて花が咲き出して・・・
サルトリイバラは北海道から九州、朝鮮・中国・インドシナなどに分布する落葉つる性の半低木です
地下には塊状の茎があり、春、この地下茎から地上茎を伸ばして、立ち上がり低木に絡みつきます
茎は緑色で堅く、巻き付くのではなく、巻きひげで自らを支え周りの何かに寄り掛かったり、這ったりするように大きくなります
地上茎は光を十分に得ることのできる高さに到達できないと生育できなくなり、数年で枯れてしまいます
多年草と云ってもいいのかもしれません
サルトリイバラのツボミ ・・・ 咲き始めているのもありました
堅そうな茎の様子がうかがえます
つる状なのですが、堅そうな感じからまさに木だなと納得します
サルトリイバラは単子葉類ユリ科ですので、「葉脈はは平行脈である」ということになるはずですが、サルトリイバラの葉は立派な網状脈である・・・それにしても棘のあるユリの仲間とは本当かな!? サルトリイバラ科!?
ちょっと光沢のある葉は互生し、葉身は3~12cmほどの円形~楕円形で、先端は小さくとがり基部は円形です ・・・ この葉は、西日本では柏餅のカシワの代用になるそうです
革質葉で、表面には鈍い光沢があり、表面で凹んでいます
葉柄には托葉から変化した長い巻きひげが1対あります
雌雄別株で、葉の展開と同時に葉腋から緑っぽい散形花序をだし、淡黄緑色の透明な感じの小さな花が多数咲きます
咲き始めたばかりのサルトリイバラです ・・・ 蝋細工にみたいに見えています
サルトリイバラの花期は3~4月です
雌雄異株ですので、この株は雄株のようです
雄花、雌花共に花被片は6個、長さ約4mmの長楕円形で、上部はそり返ります
雄花の雄しべは6本です
因みに雌花には仮雄しべが6本花柱の雌しべは柱頭が3つに分かれています
雄花の雌しべと雌花の仮雄しべはともに退化して、ほとんど目立ちません
アップした画像がありましたので、載せてみました
雄花
雌花
サルトリイバラの 花言葉は、 「 屈強 」、 「 元気 」 です
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