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挿し木で育てる“朝顔”があるんです

気づくといつの間にかお彼岸になっていました

 ぐんと気温が下がってきて、早朝ウォーキングも余ほど歩かないと、汗が噴出すほどにはならなくなり、朝の冷気がとても気持ちよく感じられます

ウォーキングの最中、見上げるように高く生垣に絡まって咲いている “朝顔”の花 を見つけました

“朝顔”は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物で、日本で最も発達した古典園芸植物のひとつです

日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされ、漢名で「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ、奈良、平安時代には、下剤や利尿用薬用植物として扱われていたそうです

江戸時代品種改良がブームとなり、色々沢山の“朝顔”が生まれました

ウォーキングで見かけた“朝顔”は“琉球朝顔”といい、沖縄原産の野性種・“ノアサガオ ”の園芸種だと思われます

“ノアサガオ”は沖縄では低地の森林や藪にごく普通に生えており、草勢はきわめて強健で、多年生・宿根性なので、関東以南では越冬・成長して古い茎は木質化するほどだそうです

蔓は数mの高さにまで伸び、垣根や家の壁面などをカーテン状に覆い尽くすそうですから、本当にそうですね

早朝の冷気の中で、澄んだ青紫色の花が多数房咲きし、実に壮観です

開花期間は6月下旬ごろから11月過ぎまでと永く、特に10月上旬ごろが盛りのようです                                       花の色は時刻と気温によって変化するそうですから、ちょっと不思議でもあり今度見てみようかな!

“ノアサガオ(宿根アサガオ)”は結実しにくいので、挿し木で繁殖させる事ができ、夏から秋に古い蔓を30cmほどに切って浅く植えると簡単に根付くそうです

何か“アサガオ”のイメージが変わちゃいますね!!

小学生の夏休みの宿題は、“アサガオ”の種からの成長日記が定番だったのが、挿し木で育てるなんてね

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