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「葛飾北斎」 の一筆画譜を見つけました

群馬県立公園・群馬の森入り口に流れる河の川壁に、「葛飾北斎」の「群鶴(ぐんかく)図」が幾つかあるのに気がつきました
「葛飾北斎」は日本の近世にあたる江戸時代後期に活躍した代表的浮世絵師で、生涯になんと3万点を越す作品を発表したといわれています
自ら”画狂人”と称するほど終生描くことに情熱を燃やし、九十年に及ぶ人生を画業一筋に歩んだことはよく知られています



北斎の作品として、「富嶽三十六景」等の風景画がとても有名ですが、それ以外に繊細な美人画、日常の事柄をリアルに描いた絵手本、現代の漫画に通づるような、こっけいな挿絵・・・もありと、その探究心には驚きです
北斎は「富嶽百景」を70歳で完成させたと聴きます
齢70になって、やっとまともな絵が描けるようになってきたといっていたそうですが、事実80歳には、さらに進歩した絵を描き、90歳の時には、さらに本質を極めようと意気軒昂だったといいます
生活は奔放だったようですが、「生きた」というその情熱は、おおいに見習いたいなと、年をとるにつれ、思いを抱きます


北斎は90年の生涯のうち、93回の引越しをしたという逸話があるそうで、各地に転々と住み替えていたようです
群馬、長野にもいたのですね
更に北斎は、名前もよく変え、生涯に30回も改号したと言われます
群馬に来た時は、「群馬亭」と名乗っていたそうです
晩年の北斎が、4年間を過ごした信州小布施に辞世の句が残されています
  “ 人魂で / 行く気散(きさん)じや / 夏野原  ”
その意味は、「人魂になって夏の原っぱにでも気晴らしに出かけようか」というものだそうです
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