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“センブリ(千振)”が咲いていました・“センブリ”の苦さは男の苦さだ

上州の山野はまだまだ本番ではありませんが、紅葉が始まってきています

 先日群馬・榛名山麓の渋川公園に、紅葉の具合を見に行ってきました

 公園近くに、小さな山野草園があり、榛名山麓で見られる山野草が植えられています                                         残念ながら今のシーズンはあまり手入れされていない事もあり、何の花も見られないなと思いながら、散策していましたら、枯葉をかき分けるように足許で咲いている小さな花を見つけました

星がきらめいているような花形の綺麗な花で、花の名は“センブリ”といいます

センブリ(千振)はリンドウ科センブリ属の二年草で、古来から薬草として知られています

日当たりの良い山野の草地に自生し、草丈は普通5~20cm、根元から数本に分かれて株立ちます                                  葉は1~3cmほどの細長い線形で対生します

花は9~11月・秋真最中に、5弁の白く縦に紫色の線のある花びらを拡げ咲きます                                         そんな“センブリ”の花は、晩秋の季語になっています

“センブリ”は花の咲く時期・根ごと摘みとって乾燥し煎じて飲むと、胃痛によく効く健胃薬に利用されるのですが、千回煎じ(振り出し)ても尚健胃になる苦味が消えないことから、「センブリ」・「千振り」の名がついたといわれています                                                                                 また健胃効果も大変あるので「医者倒し」という方言があるそうです

“センブリ”の歌を一首見つけました

     『  センブリの 小さい束が 軒下に 吊るされいたり  山里の家  』   鳥海 昭子

“センブリ”を薬にするために、束ねて軒下に 吊るして乾燥させていた 懐かしい時代・眼をつぶると思い起こさせる風景です

   “センブリ”の花に名前不詳なんですが、“花バエ(?)”が、吸蜜にやってきました

蜜の味はどんなかな!?

“センブリ”の花言葉は、 「 はつらつとした美しさ 」 、 「 義侠の愛 」 です

ところで、「義侠の愛」って、どういうことなの???                                                            そのまま訳せば、「男気の愛」とか、「男気のいとおしさ」なんてことなのかな!?                               “センブリ”の苦さは、『義侠の心』なんだな

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