日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
群馬フラワーパークの温室で見つけたバナナの花
昨年末、群馬・赤城山麓にある「群馬フラワーパーク」に行って来ましたが、その折温室でバナナが花開き、上の方では果実が生っているのを見つけました
花を見てから、1ヶ月近く経ちましたが、あのバナナの花はどうなっているかな!?
とにかく、いくら暖冬とはいえ、バナナは熱帯、亜熱帯地域で栽培されるバショウ科の多年草ですし、年明け後大雪が降るほどの寒波襲来ですから・・・
今頃はどうなっているのでしょう ・・・ 尚、俳句の季語は夏です
ふと思い出して、あの時撮った画像を紹介したくなりました
バナナとは、( ➝ 和名では「甘蕉」、「実芭蕉」です )は、バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称をいいます
簡略すると、果実をバナナと呼びます
バナナは、食用果実として広く知られています
栽培の歴史は古く、紀元前5000年以上まで遡るといわれ、その後、熱帯、亜熱帯地域の各地に伝播していったようです
ちょっと古い資料になりましたが、2009年の全世界年間生産量は、生食用バナナが9581万トン、料理用バナナが3581万トンで、総計では1億3262万トンにのぼっています
主食として栽培が行われている地域や、花を料理に使う地域もあったり、葉は皿代わりにしたり、包んで蒸すための材料にしたりするほか、屋根の材料などとしても利用されたりと生活に密着利用されています
日本へは明治時代の中期に台湾から渡来したそうです
フラワーパーク温室内で見かけたバナナの木 ・・・ 見上げたら、果実がたわわに見えました
「バナナの木」と言われるように、高さ数mになりますが、バナナは果樹ではなく草本で、その実も果物でなく野菜(果菜)に分類されています
高く伸びた茎のような部分は偽茎(仮茎)と呼ばれ、実際には、葉鞘( ➝ 茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根 )が幾重にも重なりあっているものです
茎は地下にあって短く横に這っています
茎のような先端からは、長楕円形の葉(葉身)が大きく伸びています
葉は偽茎の先に8~10枚つけ、長めの楕円形(➝長さは2~3メートル)で艶があります
偽茎から長く伸びた花序(花穂)です ( 花がびっしり咲いています )
バナナの花(花序)は偽茎の先端から出て、下に向かってぶら下がっています
葉の間から、大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)をつけた花穂です
大きな花弁に見えるのは苞葉で、果指の部分が本当のバナナの花です
果指一つ一つが一本のバナナに成長し、果房がバナナの房となります
1本の果軸に複数の果房(果段)がつき、各果房には10本から20本程度の果指から成っています
雌花は花穂のつけ根の部分に、雄花は先につき、その間に中性花がつきます
果実は最初は下へ向けて成長しますが、後に上へ向けて成長することから湾曲した形となります
果皮の色は品種によって異なり、一般的に知られるものは緑色から黄色ですが、桃色から紫色まで多様です
収穫後時間が経過するにつれて皮の表面に、「スウィートスポット (Sweet spot)」または「シュガースポット (Sugar spot)」と呼ばれる黒い斑点状のものが出ます
これが熟成のバロメーターになっています
成熟したバナナの皮には、クロロフィルの分解物が含まれ紫外線を照射すると青色の蛍光を発します
花の咲いているのを覗いて見ました
バナナの 花言葉は、 『 風格 』、 『 燃える思い 』 です
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