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白い‘ムクゲ’の花が咲いてました

緑地公園の一隅で、真っ白な‘ムクゲ’の花が、浮き上がるように咲いているのを見つけました  
戻り梅雨と思えるこの頃の天候で、花も葉も濡れ、ややしなだれるような木姿はちょっと色気が漂います   
‘ムクゲ(槿、木槿、無窮花、Hibiscus syriacus)’はアオイ科の落葉低木ですが、結構4~5m位の樹高にもなり、庭木や公園樹、道路路側帯などに植栽されています



 ‘ムクゲ’の開花時期は、 6/25頃~10/15頃 と夏から秋にかけて白、紫、赤色などの‘ハイビスカス’ に似た美しい花をつけます
インド、中国原産で、何故か仏教の基本原理を象徴する花とも考えられてきたそうです
日本には平安時代に渡来したそうで、夏の御茶事の生け花として飾られたり、胃腸薬、皮膚炎の薬としても用いられているそうです  
  夏の季語として詠われた2句を見つけました

  “ 道のべの   /  木槿は馬に /  食はれけり ”        松尾芭蕉 (野ざらし紀行)
  “ それがしも   /  其(そ)の日暮らしぞ / 花木槿 ”      小林一茶
 


雄しべは、5個が合着して筒状になり、柱頭がその筒の先から出ています
柱頭の先は5裂しています

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