日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
群馬・富岡にある「妙義神社」の紅葉堪能です
先日「碓氷湖」から「アプトの道」にある「めがね橋」を見ての帰り、R18からハンドルを上毛三山の一つ妙義山に向かって切りました
碓氷峠よりは紅葉はまだまだ十分見れましたが、ちょっと遅い感じだったのが残念でした
行きたかった目的は、妙義山信仰の中心になっている「妙義神社」の紅葉見です
「妙義神社」は、群馬・富岡市妙義町にあり、妙義山の東麓に鎮座しています
「妙義神社」は『日本三代実録』に記載されており、それには古くは「波己曽(はこそ)神社」と呼ばれていたそうです
神社の創建は、宣化天皇2年(537年)と伝わっており、現在の社殿は、宝暦年間(1751年~1764年)の改修されたものだそうですが、見ごたえ期待一杯で見てきました
尚「波己曽(はこそ)」とは、「岩社(いわこそ)」の意だそうです
1030(長元3)年こ ろ上野国司によって記された『上野国交替実録 帳』には社殿の記載がなく、神の依代(よりしろ)となっていた岩に 三重の垣を廻らしていただけだったようです
その依代の岩は、現 在の妙義神社の本殿北の影向岩(えいごういわ)であったと考え られ、「波己曽社」は以前はこの岩に接してあったそうです
「波己曽」の神様から「妙義神」への変化は、中世の神仏習 合が進み、この岩神の本地を大日如来とするよ うになって、仏教的な神名に変わったとされているそうです
「妙義神社」の大鳥居を潜って参道を歩くと、前方に総門が見えてきます
参道周囲の紅葉は散って来てはいますが、まだ紅さを十分保っていました
枯れたように枝を垂らしているのは、枝垂れサクラです
参道横に植えられている様子は春はさぞ見事だろうなと思わせてくれました
妙義神社入口で見たオオモミジ (向かって奥妙義山)
総門(国指定重文) : 元白雲山石塔寺の仁王門で高さ12m、切妻造りの八脚門です
総門裏:境内はイチョウが一杯の黄色じゅうたんを作ってました
「波己曽(はこそ)神社」(県重要文化財):社殿は妙義神社の旧本殿です
総門をくぐり、境内に入る( 上左画像)と、また青銅の大鳥居 (下
画像) が続いています
鳥居右手は、「波己曽神社」( 上右画像) が鎮座しています
石段の参道が続き、周囲の杉の大木の向こうに、本殿の豪華な屋根が見えてます
妙義山は上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)の1つで、その特異な景観から、古くから山岳信仰や自然崇拝的な信仰の対象として広く知られる存在でした
青銅の大鳥居をくぐって、石段を上がって、唐門をくぐると本殿が眼の前に迫ります
豪華絢爛のたたずまいです
本社は上毛の日光と言われるほど見事な彫刻があり、柱の金箔の龍や、羽目板壁の鳳凰は圧巻でした
本殿裏山の紅葉は初冬になってきたとはいえ、まだまだ見事で、本殿の絢爛さに色添えていました
「妙義神社」は山岳信仰からの神社であり、自然への崇拝から出来た神社です
下りながら、見上げた本殿社の姿はとても荘厳に見えました
今回はあわただしく見てきましたので、また今度来てみたい神社です
掃き掃除をしていた神社の作務のひとは、春の桜を是非おいでと誘ってくれました
妙義神社の姉妹神社ともいえる中の岳神社と併せ、春になったら来てみようかな
« 群馬・碓氷第... | 世界遺産に登... » |
コメント(10/1 コメント投稿終了予定) |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |