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幸田露伴碑 ・ “対髑髏”

先日、奥日光への道すがら 、群馬片品・白根温泉近くで、大きな文学碑を見つけました
山間の中に、こんな大きな碑があるとはと、みんなびっくり顔で、通り過ぎていきます  
この碑は明治の文豪・幸田露伴が中善寺の奥、白根が岳の麓、湯の湖を旅してこの地に来た折、書いた作品「対髑髏」の碑です  



近寄って、見上げると、表に“対髑髏”の一文が書かれ、裏側には「対髑髏」著作100年記念として、平成元年12月建立とありました

「対髑髏」は、山間にまれなる美女・妙(たえ)と出会い、夢幻といえる世界を、能物語として織り込んだ露伴の代表作だと、碑文の説明から読まれました
 

 残念ながら、露伴の作品は、「五重塔」「風流仏」しか読んでおらず、「対髑髏」はまったく知りませんでした
碑を見ながら、何故か「五重塔」の主人公・『のっそり十兵衛』は、日本的精神を持った私好みの人物だったのを思い出しました  
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