goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

オカトラノオの花が開き、「セセリチョウ」が訪ねてきてました

梅雨明け宣言がされ、一変に暑さが押し寄せてきています

涼を求めて、緑のありそうなところを探していたら、近くにある山林の縁に、オカトラノオの花が咲いているのを見つけました

トラノオの名の付く植物は多くありますが、トラノオ科が有る訳ではなく、幾つかに分類されています

調べてみると、サクラソウ科のオカトラノオ、ヌマトラノオ、ゴマノハグサ科のヤマトラノオやルリトラノオ、タデ科のイブキトラノオ、シソ科のミズトラノオ、ハナトラノオ、観葉植物である竜舌蘭科のトラノオ、ついには海草のウミトラノオ等種々様々なトラノオがあることを知りました

いずれも花穂の形や葉を「虎の尾」に見立てて名付けられたものだといわれています

オカトラノオは草丈60cm前後、しばしば1mほどになる多年草で、日当たりのよい草原や林縁の草地に生育し、しばしば群生しています

夏になりはじめの頃、茎頂に湾曲する20cm前後長の細長い円錐塔状の花穂(総状花序)に、1cm位の白い花がびっしり咲きます

花は、花穂の基部のほうから順に開花していきます

白い花びらは5裂して、花の根元でつながった合弁花で、花びらの先には丸みがあります

中央には雄しべは5本と雌しべは1本あり、雄しべは花びらと対生しています

花をアップ観察していたら、セセリチョウが一匹飛んできて、眼の前の花に留まりました

後翅裏の銀紋が一文字状に並んでいるように見えるので、イチモンジセセリだと思われました

イチモンジセセリ(一文字挵)はチョウ目(鱗翅目)セセリチョウ科に属するチョウの1種です

イチモンジセセリチョウの前翅長は約2cm・全身が茶色一色で、後翅裏に4つの銀紋が並んでいるのが、和名の由来となっているのですが、セセリチョウのグループは似かよっており、同定する際には注意深く見ないと分からないです・・・私の観察も怪しいかぎりです

人家周辺から里山にかけて見られ、超音速ジェットにも似た形のせいか羽音を立てて結構敏速に飛んでいます

吸蜜のせいか羽根を拡げた姿のパチリは初めて撮れました      

 オカトラノオの花言葉は、 「 優しい風情 」、「 清純な恋 」、 「 忠実 」、 「 堅固 」   です   

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ギンバイカ(... クリの実が生... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。