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一文字の違いで、色んな世界が見えます

今朝新聞を見ていて、日本言語だけではないだろうけど、一文字に色々意味がこもっているなと気が付きました

漢字だと千差万別ともいえるほどに、沢山の一文字があり、同じ読み方でも意味が変わりますが、これは漢字を書くと眼で見て分かります

例えば、「は」を漢字で書くと、「葉」、「歯」、「刃」、「波」、等々・・・、「い」は、「井」、「胃」、「医」、「亥」、「衣」、等々・・・ひらがな51文字が全て意味を持ってます

これって何気なく使っているけど凄いなと思って今頃感心しています

一言語の中で一文字変えると、まったく意味が変わる場合もあります

この場合は眼で見ては分かりません

聴いて耳で分かります

日常の何気ない会話の中でも色々使われています

例えば、仕事の会話で『今月頑張りました』を、『今月頑張りました』というと、随分違って聞こえます

家庭内でも、『今日料理がおいしいね』を、『今日料理がおいしいね』とか、『今日料理が美味しいね』というと、どう聞こえますか!?

この違いの一文字が、仕事円滑、家庭円満の秘訣になるかもしれません

そんな 事に気を使えないという人は、今の世では遅れますよ…まあ昔から「沈黙は金」とか、「モノいわば、唇寒し」と言いますがね   

尚、日本語の「ひらがな」は実によくできていて、濁点のつくことで、これまた意味が変わります

濁点をつけて、字句を変えるなんてすごい発明(?)です

例えば、濁点の無し有りだと、『福(ふく)に徳(とく)あり』に濁点をつければ、『河豚(ふぐ)に毒(どく)あり』となります

先日23日は、二十四節季の「処暑(しょしょ)」でした

 これに濁点を入れれば、「処女(しょじょ)」となります

「処暑」とは暑さがおさまり、朝夕初秋の気配が漂う頃です

「処女」とは、「性交経験のない女性」の意味ですが、和訓では「をとめ(現代仮名遣:おとめ)」と読み、 和語の「おとめ」(乙女)は、「未婚の女性」という意味で使われていたそうです

日本語の素晴らしい発想世界に嬉しくなりました

 

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