日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
「赤城自然園・セゾンガーデン」の花達・今・・・カルミア、ギンパイソウ、ミヤコワスレ
「花を育てるのではなく、環境を整えることで植物が育つ手助けをする」というコンセプトで、森林セラピー基地となっている群馬・渋川にある「赤城自然園」
前日までに続いて園内の植物紹介です
「赤城自然園」の広大な敷地は、3つのブロックに分かれています
そのうちの一つの『セゾンガーデン』は、イングリッシュガーデン風に造られ、中は東洋一の規模を誇るシャクナゲ園があります
シャクナゲの花期はまだ残っていたのですが、来年の為、早くも摘み取られ、新芽が出て来ていました
『セゾンガーデン』見晴らし台近くでパチリ!! (向かって手前左:シャクナゲ 、中央: 白く咲くのはヤマボウシ 、手前右:ツツジ
シャクナゲ園の片隅に、今が盛りの様にカルミアの花が咲いていました
カルミアは北アメリカからキューバにかけておよそ7種が分布する常緑樹で、大雑把に言うとツツジやシャクナゲの仲間です
日本へ入って来たのは大正4年・東京市長がアメリカにサクラを寄贈したお礼として、ハナミズキなどとともに贈られてきたのが最初とされています
カルミアの花 カルミアの花アップ
カルミアの花は 枝先に集散花序(=最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白ないし淡い紅色の花をたくさんつけます
蕾は「金平糖」のような形です
開いた花の花冠は先が浅く5つに裂けて、五角形の皿形で、(花冠の)内側に濃い紅色の斑点、真ん中に折れ線のような筋が入っています
花径は2cmくらい、ガク片は5枚、雄しべは10本、雌しべは1本で、花冠から飛び出しています
カルミアの花言葉は、「 優美な女性 」、「 大きな希望 」、「 野心 」 です
シャクナゲの植わった遊歩道縁に、ギンパイソウが群落で咲いていました
ギンパイソウは、ナス科、アマモドキ属の多年そうです
草丈は5~10cm、葉はへら形で、互生しています
ギンパイソウ ギンパイソウ花アップ
ギンパイソウの開花期は6~8月です
花径3~4cmの乳白色の花を上向きに咲かせます
花冠は筒状で、先が5つに裂けて広がり、盃のような形になるのでこの名が付いたそうです
花冠には皺が寄っており、花の真ん中は黄色なのが可愛さをだしています ・・・ 雄しべは4本、仮雄しべが1本あります
ギンパイソウの花言葉は、「 心が和む 」、「 許されざる恋 」、「 楽しい追憶 」、 「 清楚 」、「 平和 」 です
ミヤコワスレの見事な群落がありました
ミヤコワスレ(都忘れ)とはキク科ミヤマヨメナ属の植物で、山野に自生するミヤマヨメナの日本産園芸品種として多く栽培されています
別名を野春菊(ノシュンギク)とも、東菊(アズマギク)とも云います
ミヤコワスレの和名の由来は、承久の乱で佐渡に流された順徳天皇がこの花を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとされています
開花期は5~6月頃で、花色は紫青、青、白、ピンクなど多種あります
ミヤコワスレの群落 ミヤコワスレ花アップ
ミヤコワスレは茎は上部で枝分かれをし、3~5個の花をつけます
花は菊(キク)に似た紫色の可憐な花です
花の色は青や白のものもあります
ミヤコワスレの花言葉は、「 しばしの憩い 」、「 しばしの別れ 」、「 穏やかさ 」、 「 また会う日まで 」 です