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ナツメの花言葉は、「健康の果実」です

早朝ウォーキングの時、農業用水路の掘割で、ナツメの花が咲いているのを見つけました

ナツメ(棗)は、クロウメモドキ科の落葉小高木で、和名のナツメは、「夏に入って芽が出ること(➝夏芽)」に由来していると聞きましたが、葉は青々し、花が今咲き出していますから、「夏芽」とはなんか不納得ですよね

 葉は卵形で、小枝に互生し、葉柄は短く平面的に並び羽状複葉になっています

 葉質はやや堅く光沢があり、3本の主脈が目立って、特徴的です

 ナツメは、5月下旬ごろから葉腋から淡黄色の小さな5弁花が咲き出し、順番に楕円形の核果が生ってきます

生りだした初めは淡緑色で、熟してくると暗赤色に変わってきます・・・9月中旬から10月上旬が完熟期です

花後、結実するのは早いとみえて、花と若い実が一緒に枝についていました

ナツメの蜜は美味しいのか虫たちが結構集まってきます

かすかにさわやかミカンのような香りがします

飛び出したような雌しべに、ミツバチがやってきて、蜜をなめていました

ナツメの蜜はミツバチにとっても滋養がありそうです


古くからナツメの実は滋養強壮の薬用としてよく知られ、利用されてきました

ナツメの万葉歌を見つけました

 「梨棗 黍に 粟つぎ 延ふ葛の 後も逢はむと 葵花咲く」
  (なしなつめ きびにあはつぎ はふくずの のちのあはむと あふひはなさく)  万葉集 作者不詳

 果実がさまざまな薬効をもつので、花言葉は「 健康の果実 」 です

 

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