ダンポポの種

備忘録です

正式名、分かっちゃいるけど…?

2011年03月04日 18時49分41秒 | 鉄 道

↑近鉄線と阪神線の結節点である、大阪難波駅の駅名標です。
 一般には、単に〝難波〟と呼べば通じる駅名ですが、一応、正式な名称は、ここに書いてある通り「大阪難波」です。
 表記の仕方として、「大阪」の文字を小さめサイズで書く流儀になっていますが、この「大阪」という文字も駅名に含まれているのです。
 もとは「近鉄難波」が正式名でしたが、阪神との直通運転開始に合わせて「大阪難波」に改称されたという経緯があります。

この駅名については、日常、近鉄電車の旅客案内(車内やホームでの案内放送など)では、ほぼ間違いなく「大阪難波」と呼称されています。
近鉄の乗務員や駅員の間では「正式な〝大阪難波〟という名で呼ぼう!」という徹底が図られているように見受けられます。

〔参考〕近鉄駅のホームにある案内板 (新大宮駅にて撮影)

↑阪神線直通を機に、ホーム案内板の書き換えも行われたわけですが、新しい案内板ではこのように「大阪難波」とフルネーム表記が徹底されています。


一方、阪神電車は-、

っていう書き方をすると、先の展開がバレてしまいそうですが…。

そうなんです。
阪神電車の旅客案内では、これを「大阪難波」とは呼ばずに、単に「難波」と呼んでいるらしい…ことに、私もこのたび気が付いたのです。
このあいだ、山陽電車の八家駅まで行ったときに、阪神の乗務員のアナウンスとか駅の表示類を見て気が付きました。


〔参考〕武庫川駅の駅名板(改札口の前)


       ↓ 赤丸部分を大きく写してみると…。


↑大阪難波ではなく、単に「難波」と書いてあるだけです。武庫川駅に限らず、阪神線のほかの駅でも同様の表記みたいです。
 その代わりに『大阪(梅田)』っていう書き方がされています。
 阪神線で〝大阪〟と言えば、ターミナルの「梅田」を指す言葉なんですね。


↓尼崎駅
 


↑尼崎駅でも、大阪難波という表記は見当たりません。「難波」と書いてあるだけです。
 「難波」には〝大阪〟を冠しない一方で、「大阪(梅田)」という表記の仕方も、これはこれで徹底されています。
 余談ですが…、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン方面」っていう案内も、なんかすごいな!


ドーム前駅

↑やっぱり、ここでも「難波」の文字だけ…。


私は近鉄沿線に住んでおりますが、
だからと言って、別に、
「阪神にも、ちゃんと〝大阪難波〟と呼んでもらわないと、困るじゃないか!」
みたいなことを言う気は、さらさらありません。
きょうのブログ記事は、そういう趣旨の投稿ではありませんので…。

自社路線が「梅田」と「難波」の両方に乗り入れている私鉄は、阪神電車だけだものな。
そこには、阪神にしか分からない苦労があるのかもしれません。
「堅いこと言わないで、大阪梅田と同じように、大阪難波って呼んだらええだけやん…」
と、私なんかは軽く言ってしまいそうになりますが、そこには阪神電車として譲ることができない〝熱い思い〟があるんでしょうね。
近鉄サイドは「大阪難波」と駅名改称したけれど、それでも阪神サイドは、難波には〝大阪〟を付けづらい!っていう。
『大阪と言うたら、梅田なんや!』ってか!?

近鉄電車と阪神電車。
1両あたりの車両の長さも、1両あたりのドアの数も…、はたまた、<快速急行>って表示するときの色づかいも…、お互いに異なっているのです。
そうした多くの相違点があることは承知の上で、近鉄-阪神の直通運転は行われています。
お互いに個性を尊重し合って、何がなんでも流儀を統一しよう!という気負いは感じられません。
近鉄は「大阪難波」というふうに駅名を決めたけれど、阪神にはそういうふうに呼びづらい事情があるんですね。
この両者の関係からして、不統一も、それはそれでアリなんだろうと思います。

…って、そんな、たいそうなコトを書くつもりはまったく無かったのですが。
旅客案内の際に、「大阪難波」という正式名でのアナウンスが徹底している近鉄電車に対し、〝大阪〟を外して単に「難波」と案内する流儀がこれまた徹底している阪神電車。
両者の対比が面白く感じられたので、ご紹介いたしました。


おまけ画像




↑阪神電車の武庫川駅にて。
 鉄橋の上にある駅として有名です。武庫川にかかる鉄橋の上に、ホームがあります。
 線路の下には、川が丸見えです。



見納めです

2011年03月03日 20時57分22秒 | 鉄 道
きょうは、寒さ復活!の一日になりました。
外へ出ると空気が冷たい…。冬に逆戻りした感じです。

◆            ◆            ◆

さて-、きのう投稿した「タンゴディスカバリー号」の記事の続きです。
このあいだの日曜日に、山陰本線(嵯峨野線)の特急列車を写してきたので、画像貼っておきます。

↓2月27日(日)の午後撮影。


↑嵯峨嵐山にて。普通電車を待たせて、特急「きのさき3号」が通過。
 特急列車は京都駅を発車してからここまでの区間を10分足らずで駆け抜けてきます。



↑二条にて。
 京都ゆきの電車内(客室の一番うしろ)から、乗務員室の窓越しにホームの様子を写してみたもの。
 駅の北方にある急カーブは絶好の撮影ポイントみたいです。みんな大集合してますね。
 私はこの日、京都~嵯峨嵐山間を往復しただけですが、二条に限らず、各駅ともホーム先端部はこんな雰囲気でした。


↓以下、同日に京都駅で撮影。


↑特急列車「まいづる号&たんば号」(二列車併結。183系電車)が京都駅へ到着するところ。



↑ホームに列車が停車すると、「待ってました!」と、みんなで一斉に写しまくりーっ!



↑特急「たんば号」の先頭車。「たんば号」は、京都~福知山間を結ぶ特急列車です。
 ダイヤ改正後は列車名が、同一ルートを走る「きのさき号」に統合され、「たんば」の名は消滅します。
 そんなわけで、みんな、183系電車と「たんば」のヘッドマーク(サイン)とを写しておきたい!っていうことなんです。
 しかし…、改正後は、京都発→福知山ゆきの「きのさき号」っていうのも出来るんでしょう? 城崎温泉まで行かないのに「きのさき号」なのか…。



↑「たんば号」の先頭車両(グリーン車)。この編成は「半室グリーン」ではなくて、1両まるまるグリーン車です。



↑国鉄の時代から頑張ってきた車両です。
 昭和47年製か。同い年やん…。





↑「たんば号」と「まいづる号」の連結部分。
 これ、昔は北陸線の「スーパー雷鳥」で使われていた車両やんな(?)



↑「まいづる号」は東舞鶴ゆき。とても分かりやすいです。



↑ダイヤ改正で「たんば号」の名は消滅しますが、「まいづる号」の名はそのまま残ります。
 ただし、車両運用が変わるので、この車両(183系)が「まいづる号」に使われるのはダイヤ改正まで。



↑「まいづる」のヘッドマーク(サイン)を掲げる183系。まもなく見納めです。



↑「たんば号」は4両編成で福知山ゆき、「まいづる号」は3両編成で東舞鶴ゆき。
 京都から綾部までは二列車併結の7両編成で走ります。
 「たんば」も「まいづる」も、始発から終着まで、すべての運行区間が京都府内で完結してしまう…って、なんかすごいね。



名前だけ変わります…

2011年03月02日 21時38分55秒 | 動画・music,音
特急「タンゴディスカバリー」通過


ダンポポ動画です。
このあいだ、日曜日に撮ってきました。
撮影場所は山陰本線(嵯峨野線)花園駅のホームです。
来る3月12日(土)のダイヤ改正で列車名が消える「特急・タンゴディスカバリー号」を写してみました。
ダイヤ改正前の「思い出づくり撮影」ですな。

もっとも…、ダイヤ改正後は列車名だけが変わりまして、引き続き、この車両は毎日京都駅までやって来る予定になっています。
だから、嵯峨野線区間でこの車両が見納めになるわけじゃないのです。

↑『だったら、わざわざ動画撮影までしなくてもええやん…』っていうツッコミも聞こえてきそう。(←ごもっともー!ですわ)


◆            ◆            ◆


↓以下、画像。同日に京都駅で撮影しました。


↑特急「タンゴディスカバリー」号。
 このブログでは、以前にもこの車両の画像を貼ったことがありましたね。
 JR西日本の車両ではなく、北近畿タンゴ鉄道の車両(KTR8000形)です。



↑ホームの発車案内。
 「特急タンゴディスカバリー1号」と表示されているところが、大事です。
 こういう表示類が見納めになります。ただそれだけのことなんです。



↑前方にいらっしゃる人たちも、列車にカメラを向けておられました。
 ここ、京都駅はもとより、嵯峨野線の各駅ホームにも大勢集まっておられました。
 今度の週末(3月5日~6日)も、かなり集結されるんじゃないかな。



↑車両に付けられた愛称が「タンゴディスカバリー」。
 特急列車として運用されるときは、これがそのまま列車名となり、「特急タンゴディスカバリー号」と呼ばれてきたのです。
 ダイヤ改正後の列車名はJR車両の特急列車と共通化され、行き先に応じて「特急まいづる号」や「特急はしだて号」などを名乗ることになります。



↑京都で今年開催される『国民文化祭』の〝宣伝〟を、車体側面に貼りつけています。
 京都府も出資する第三セクター(北近畿タンゴ鉄道)の車両なので、やはり、こういう宣伝メッセージの掲出にも協力しないとダメなのかなぁ。
 ほかの車両には、『天橋立を世界遺産に!』というメッセージを貼ったものもありました。
 大事なメッセージだとは思うのですが、ただ…、有料特急(乗客は特急料金を支払って乗る)の車体に貼らないとダメなものか?という気もします。







↑山陰本線の特急が発車する「31番のりば」の隣り、「30番のりば」から見たホームの駅名標です。
 んっ? なにか変…? 気づいたかな?
 30番のりばは、特急「はるか号」(関西空港ゆき)の専用ホームです。
 駅名標も「はるか」の運行に合わせたものになっていて、30番のりばから見える面には、在来線ながら、京都の次の駅が「しんおおさか」と記されています。



祝・20周年

2011年03月01日 17時28分05秒 | Yクラブ


3月に入りました。
きのうは午後から天気が回復したのですが、きょうはまた雨降りでした。


謹賀Yクラ20年

きょう、Yクラブが「発足20周年」を迎えました。
今から20年前…、1991年(平成3年)3月1日!
要するに、私を含めて、Yクラのメンバーが高校を卒業したのが(卒業式)、この日だったわけです。
卒業式が終わって、帰り道、伏見のイズミヤの店内にあるフードコートみたいなところでメンバーが揃ってYクラブが発足した-、ということなんだ。

以来、激動の時代を乗り越えたりして、今日のYクラブがあります。
めでたし、めでたし。

いまや、メンバー全員がなかなか揃いづらくなっておりますが、また飲みにいきましょう。
Ha氏とのカラオケ会だけは、コツコツと続いているなぁ…。
カラオケのほうも、またよろしく!