ダンポポの種

備忘録です

瓢箪山から生駒山

2019年12月23日 23時17分10秒 | 散歩・ウォーキング


瓢箪山から生駒山へ、ウォーク!

歩いた日は、おととい12月21日(土)です。

自宅からマイカーで学研奈良登美ヶ丘駅へ行き、コインパーキングに止めおいて、
けいはんな線に乗って生駒へ。
生駒で奈良線の区間準急に乗り換えて、瓢箪山(ひょうたんやま)まで行きました。
けいはんな線の電車で新石切(しんいしきり)まで行って、そこから暗峠へ向かう手もある…と思ったけれど、
今回は瓢箪山から歩き始めることにしました。

※以下、記事中の標高データは、国土地理院「地理院地図」(web)を参考にしました。



↑午前11時35分、スタート。
 瓢箪山駅前から歩き始めました。ここは標高11mぐらいです。
 さあ、生駒山を目指して登って行くでぇー。



↑瓢箪山駅からすぐに東へ向かい、600mほど進んだところで北へ進路をとり、枚岡神社(ひらおか神社)方向を目指します。
 瓢箪山駅を後にすると、道はすぐに、少しずつ上り坂となります。
 住宅街を通り抜ける道路です。道幅はそんなに広くないけれど、案外クルマの行き来があります。



↑11時55分。
 枚岡神社の前へ着きました。至近に近鉄枚岡駅があります。



↑鳥居の向こうに近鉄電車♪ (電車が通りかかるまで しばらく足を止めて、写しました)





↑国道308号と近鉄の線路が交差するガード橋のそばの、交差点。
 この交差点を右へ折れると、途端に、暗峠への急坂が始まります。
 〝ポイント・枚岡ガード〟とでも呼ぼうか…、このガード橋は急勾配スタート点の目印です。
 この付近、標高は55mぐらい。(瓢箪山からすでに40mほど登ってきたんやね)



奇しくも12時ちょうど。 それでは、急坂に歩を進めます。
 「行くぞ 暗峠



↑わし、暗峠へは…、今年6月に歩きに来て以来、半年ぶりです。
 (当ブログ今年6月11日の投稿記事に、そのときのこと書いています)



↑12時11分。枚岡公園の近く、赤い橋のところ。



↑12時20分、朱色の鳥居のところ。標高265mぐらい。
 〝枚岡ガード〟から、標高差200mをたちまち登ってきました。
 やっぱり、シンドイわー ここで2回目の休憩をしました。
 この峠道は、何度歩いても、やっぱりきっついですわ…
 暗峠までノンストップで一気に登るのは無理やわ。道中、休み休みしながら辛抱強く登ります。 





↑12時27分。最急勾配の箇所とされる急カーブ付近にて。
 カーブミラーに映っている自分を撮りました。
 これも、一瞬足を止めて、息を整えるのが目的



↑下りじゃないよ、上りだよ。





↑12時33分。弘法大師のお水(お堂)のところ。標高395mぐらい。
 急勾配区間を抜けました。ここまで登ってきたら、ひと安心。
 お堂のそばでリュックを下ろし、タオルを取り出して、額・首まわりの汗を拭きました。
 冬だけど、ここまで登ってきたら汗をたくさんかきました。



↑弘法大師のお堂から先は、坂が緩やかになります。
 上り坂はまだ続くけれど、勾配は断然緩やかになります。



↑石畳が出てきたら、まもなく暗峠です。



↑12時44分、暗峠に着きました。標高455m。

瓢箪山から暗峠まで5900歩でした。
急勾配区間、枚岡ガードから暗峠までは4000歩弱…ってところです。
枚岡ガードから暗峠まで、歩く距離は知れているけれど、標高差400mだものな キョーレツ~



↑12時46分、暗峠を出発。(暗峠では1~2分の休憩のみ)
 汗をかいたままのシャツなので、すぐに体が冷えてくるねん。さっさと、登るべき地点まで登ってしまおう。
 きょうは、石畳から脇へ入る小道へ進みます。生駒山系の縦走路。
 生駒山のてっぺんを目指します。



↑暗峠から歩き始めると、前方すぐに、左右へ分かれ道になっていました。
 「えっ どっちだ?」(わし、生駒山まで一本道だと思いこんでいた)

 暗峠から歩き始めたら、ここは「左」へ進めばよいです。



↑この道しるべに、助けられました
 私は、この縦走路を歩くのは今回が初めてです。







↑12時54分。
 生駒山へのアクセス「信貴生駒スカイライン」(観光道路)沿いに出る。
 ガードレール沿いに縦走路が続いています。



↑その先で、縦走路はまた山の中へ。



↑この日は土曜日だったので、登山ハイキングの人がたくさんいました。





↑13時04分。信貴生駒スカイラインのパノラマ駐車場(展望所)に着きました。
 縦走路は、この駐車場(展望所)を通り抜けていく形になっています。ここは標高580m。



↑遠くに、あべのハルカス見えていました。



↑パノラマ駐車場を通り抜けて、画像の赤丸のところが、縦走路の続きです。



↑13時06分、パノラマ駐車場を出発-。矢印のところが、縦走路の続き(入り口)です。
 私は、道路を渡って、矢印のところへ行きたい…。
 でもここは、道路が大きくカーブしている区間で、見通しがたいへん悪いです。
 接近するクルマの気配を十分に確認して、慎重に横断します。
 「ここは、生駒の縦走路で一番危険な箇所だとか…」(ホントに気をつけましょう)



↑その先、山道をまたグイッと登りまして…。
 13時11分。視界がパ~ッと開けて、山頂の鉄塔(アンテナ)群が目の前に。
 「おおっ、きたきたー、山のてっぺんだー」

暗峠から生駒山まで、距離的には知れているけれど、初めての〝縦走路〟を楽しく歩けました。
また歩きに来たいと思います。





↑生駒山のてっぺんには、大阪のテレビ各局の放送アンテナ(鉄塔)がずらりと並んでいます。
 私が住んでいる京都南部も、このアンテナのおかげで 放送を受信できているんだろうな。



↑13時15分。生駒山上遊園地の園内に入ります。
 この遊園地は毎年「冬季休園」です。12月下旬の今、アトラクションやショップ等は稼働していません。
 でも、ゲートは開放されているので園内へ立ち入ることはできます。
 「そのばあい、入園料金は?」
 「この遊園地は、もともと入園料金が無い。園内に立ち入るだけならば、いつも無料です」



↑アトラクション「ミュージック・エキスプレス」(休園中)。



↑ゲームコーナー「ラスベガス」(休園中)。

シ~ンと静まりかえった園内は、なんだか不思議な空間に思えました。
…が、人の気配はあります。
私みたいに登山ハイキングでやって来て、園内に立ち入っている人は、ほかにもいました。(土曜日だったし)
園内の屋外休憩所(テーブル・ベンチ)で弁当を食べながら談笑しているグループもありました。
また、園内の設備点検や修繕工事という「仕事」の人々もおられました。



↑アトラクション「SL列車」(休園中)の遊具施設内に、生駒山の頂上があります。



↑13時20分、生駒山の山頂です。
 アトラクション「SL列車」の線路越しに、『一等三角点(標高642m)』の標識が見えます。



↑瓢箪山駅から生駒山まで、8800歩、1時間45分でした。



↑私は、風が避けられそうな建物のかげに移動して、さっと、シャツを着替えました。(着替え持参)
 あとは下山するだけなので、汗のシャツのままでは寒くなって風邪をひきます。
 そして、その場で、持参したおにぎり弁当(コンビニ弁当)を食べました。うまかった。




↑ケーブル線、生駒山上駅。
 遊園地は冬季休園中だけど、ケーブルカーは平常通りに運行されています。
 登山ハイキングで訪れた人でも、下山はケーブルカーを利用するという人もおられます。



↑生駒山上駅のそばにいた、ねこ。
 このねこは、ずうっと山の上で暮らしているのだろうか。山の上は、寒いだろうに。



↑13時38分、生駒駅へ向けて下山開始
 まだ体力は大丈夫だし、足も痛くなっていないから、ふもとまで歩いて下山しようと思います。



↑下山の途中、ケーブル線・霞ヶ丘駅そばの踏切で撮影。



↑近鉄 霞ヶ丘駅。



↑〝ガーガー〟とケーブルの音を響かせながら下っていくケーブルカーを、見送る。



↑13時57分。
 ケーブル線に沿った山道なので、なかなかの急勾配です。
 「ほいっ…さっ…、ほいっ…さっ… 」と、自分なりにリズムを付けながら下っていきました。
 足、ひざを痛めてはいけないので、努めてゆっくりテンポで下山-。



↑宝山寺<ほうざんじ>(生駒聖天<いこましょうてん>)の参道階段に入って、さらに下る。
 ケーブル線の宝山寺駅付近で標高は約300mです。生駒山頂からだいぶん下ってきました。

このあとも黙々と階段をくだり、生駒駅には14時25分に到着しました。(生駒駅前:標高147mぐらい)
無事に下山完了しました。
この日のトータル、瓢箪山駅から生駒駅までは14000歩、所要2時間50分(=約3時間)でした。
暗峠と生駒山へ登ることができて、良かったです。

生駒から、けいはんな線(学研奈良登美ヶ丘ゆき)に乗って帰りました。

(おわり)



2 コメント

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よう歩きますな (まこと)
2019-12-24 22:48:28
お疲れさんでした。
暗越は、奈良から大阪へ歩くことを検討中ですが、
前に大阪から歩いたときの辛さが消えずまだ実行してません。
正直なところ、道は平たいほうがいいですな。
でも坂道を歩くと普段使っていない脚の裏側(背中側)が鍛えられる感じがするので、
時々は歩いた方がええんかなと思います。
Re:よう歩きますな (ダンポポ)
2019-12-25 11:41:19
まいどおおきに。
山道・坂道をのぼると体力使うし、鍛錬になる感じはします。
でも、限度っていうのがあるわなぁ。暗峠の道は急勾配すぎて、鍛錬の度を越している…。逆に足腰を痛めてしまうのではないか、という急坂ですね。気を付けて歩かないといけません。
それでも、たまに登りに行きたくなる場所やね、私は。

奈良から大阪へ、ぜひ暗越ルートで歩いてください。

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