学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

藤浪小道具の謎

2013-01-29 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2013年 1月29日(火)11時25分14秒

石母田正氏の8歳下の弟、白沢純氏が社長を務めた藤浪小道具株式会社のホームページを見たら、明治5年創業の同社の営業内容のひとつに「蜘蛛の糸の製作、販売」とありますね。

http://www.fujinami-kodougu.co.jp/company/

「蜘蛛の糸」って歌舞伎以外に使い道があるんですかね。
使い道があるとしても、主たる営業の「演劇・舞踊・テレビ小道具の装飾、製作、賃貸及び販売業務」以外にわざわざ項目を立てるほどの重要性があるのか。
門外漢には謎の世界ですね。

白沢純氏は「歌舞伎小道具製作技術保存会」の会長でもあり、「古典芸能の発展に寄与し、91年に長谷川伸賞を受賞」、2002年に81歳で亡くなったときの葬儀委員長は松竹会長の永山武臣氏とのことで、歌舞伎界の隠れた重鎮だったんですね。

http://sougi.bestnet.ne.jp/php/funeral_jump.php?select_year=2002&select_month=3&type=FP&start_id=1&rcv_funeral_id=6E2B/vDDSJkuGpIzxI

コメント
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