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『米欧回覧実記』

2008-06-13 | その他
『米欧回覧実記』 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2008年 6月13日(金)23時45分25秒

>大黒屋さん
>こうした試み
一番近いものとしては、久米邦武『米欧回覧実記』の英訳プロジェクトがありますね。
その出版に至る経緯は下記サイトで知ることができますが、全2200頁という膨大な分量、漢文調の原文の難解さ、翻訳担当者選定の困難に加え、「最大の難関である資金」問題があり、構想から実現まで8年かかったそうです。
ただ、関係者の大変な苦労と巨額の資金投入(「国際交流基金他の翻訳出版援助」)の結果生まれたものが分売不可のワンセット11万5千円(税別)という印刷物なので、購入できるのは少数の図書館と好事家だけであり、実際上、それほど多くの人が読む訳ではないでしょうね。
私としては、印刷物にすることは資金の無駄であり、ネットでの公開に絞るべきではないかと思います。

http://www.iwakura-mission.gr.jp/n_kaihou/n27-2.htm

>筆綾丸さん
>弁の姿
なぜ実能なのかなど、私には基本的な人物関係もよく分からないので、もう少し勉強します。

渡邉由美子氏の論文には、「打たれる西行という話型」についての面白い指摘があり、後で紹介するつもりです。

>渡邊大門さん
>上郡町
赤松円心が満ち溢れている町ですね。
http://www.town.kamigori.hyogo.jp/sightseeing/index.htm
コメント
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