(毎日黄色く熟れる木苺)
夕方山へ着き車から犬達を降ろすなり、姫が斜面上に走り込むと直ぐに吠えだした。
声からしてイノシシである。
近いし余り茂っていないのでチビと子犬たちを連れて登っていく。
途中で例の悲鳴が上がる。
厭な感じだが有害駆除期間であるし許可も得ているので農家の人のためには仕方なし。
市(国)からの補助金はウリ坊の場合1000円である。
既定の写真に提出書類等を考えると申請が大層に成るので何時も申請はしていない。
姫の傍へ行くと哀れなウリ坊が居た。
子犬の反応は今朝のウサギに比べるとかなりテンションが低い様だ。
どうせ獣を追うのならウサギよりイノシシの方が良い。
猟期中に解体した皮や骨は齧っていたのだから初めてではないのだが咬みつかない、と言って離れもしない。
姫に食べさすため持ち帰る。
子犬たちも横で遊ぶことだろう。
チビが遅れたので別のウリを追っていたのだろうか?、まあ動きが鈍いので逃げてくれるだろうが・・・・・・。
この山に雌が付いているのが分かったのが収穫である。
(子犬より小さい)