(玄関ドアを開けたところ)
午後から曇って来て雨もぱらつきだしたので慌てて山へ走る。
3時ごろにはかなり降り出すが直に止んでくれる。
西の谷の3ヶ所はイノシシが来ていたがもう一箇所は気配なし。
クロがウサギか何かを追って消えたが10分で帰って来た。
姫も居たので天気を考えて帰宅。
玄関に車を止めると焦げ臭い、隣の夕食の準備には早すぎる。そんなに気にもせずに犬達を小屋に入れて餌をやろうと部屋を見ると真っ白である。
「ええっ、何な?」
散歩に出る前に魚の煮付けを作っていた、雨の前に散歩に行こうとそれを忘れてガスを点けたまま山へ走っていた。
裏から部屋を開けると煙で前が見えないし息も出来ない。
裏から入ってガスだけ止めて出てくるが咳が止まらない。
玄関へ回りドアを開けると煙が一気に出て来る。
火災は起きていないが家中が空焚きによる煙で充満して入れない。
表と裏が開いているのでしばらく外で待つ。
10分後に大きく息を吸い込んで家の中へ飛び込んで一部屋の片側を空けるが息が続かず一旦外へ出る。
深呼吸で息を整えて再度入り、もう片方と居間に風呂場にトイレと窓と言う窓を全開する。
1階では息が出来るように成ったが2回はもっと酷そうだ。
押入れから扇風機を取り出し各部屋で外向きに最強にして排煙して行く。
階段下から扇風機で風を送るが余り換気出来ない。
又も大息をして階段を走り上がり寝室の2箇所の窓を開けて一旦降りる。
2階も煙が充満して息は出来ない。
次に隣の部屋まで再度上がり片方を開けて息をつぎもう片方も開けて置く。
最後の剥製部屋も排煙しかけたが此処は害虫駆除?のためにそのままにしておいた。
2階まで扇風機を持ち上がり寝室と隣も排煙する。
1時間以上部屋を開け放して寒くなっているがまだ焦げ臭い臭いと煙が残っている。
それでもこれで一酸化炭素中毒も煙での害も消えてしまうだろうが危なかった。
一人で居ると年に何回かこんな失敗が有るのだが自動的に停止する側に鍋をかけていなかったのも失敗だった。
火災の実施訓練を自分でしたようなものだったが大いに反省しなければいけない大失敗でした。
イノシシに怪我をさせられるより前に火事で死んだなんて事になら無い様に注意しよう。
あああ、ほれにしてm危ないとこだったなあ。
(煙が充満した1階の台所と居間)
(2階の剥製部屋少し換気後の撮影)
(罠を斜面にするのはわしの使う埋め込み式では余りしないのだが良い猪道だ)